大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
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戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
おんな城主直虎「検地がやってきた」
井伊直虎が生まれたのは、1530年代中ごろである。
生年がはっきりしない。
1530年代と言うのは、名だたる武将がこの世に産声を上げている。
上杉謙信、織田信長、島津義弘、豊臣秀吉、足利義輝、北条氏政、今川氏真、長宗我部元親らがそうである。

今川氏真の父親、今川義元は武田信玄の姉と結婚し氏真を得た。
織田信長にボロ負けして死んだので、今川義元の印象は一般に良くないが、「東海一の弓取り」と言われるほどその力は大きかった。
今川城下の豊かな経済政策も、外交手腕も軍師僧侶の雪斎と母寿桂尼による所が大きい。
この二人が今川の屋台骨を支えている。
遠江の見付と城下町では、「年貢を増やしてもいいから、自治を認めよ。」の要望にも義元は答えている。
武士ではなく、町人が町を治めているのである。

直虎の今のドラマの頃、第二次川中島合戦が起きている。
直虎と名前の似ている、長尾景虎、後の上杉謙信は武田信玄と戦い、その調停に今川義元がかって出ている。
今川義元が、武田上杉と肩を並べる勢力があった。
二郎法師(直虎)とさして年の違わない、謙信がもうそこまで強大になっているとも言える。
謙信は、この時すでに1回目目の上洛を果たした後である。
都の政界工作から地元特産繊維の青苧(あおそ)の売り込み、都での情報収集を盛んにしている。

今川義元の領地は、越後同様当時さほど米の取れる土地ではない。
それでも、戦国大名として大きくなれたのは大井川、安倍川上流にある金山の産出量が豊富だったからである。
資金潤沢だったので、それを頼って下向して来る公家が多く駿河国に京風文化が花開いている。
義元や氏真は和歌を令泉為数(れいぜいためかず)から習い、当時有名な蹴鞠プレイヤーだった飛鳥井雅綱(あすかいまさつな)が指導している。有名サッカー選手が来ちゃうようなもの。
義元の時代は、今川全盛期である。

今川義元は、今川氏親の5男、母は寿桂尼である。
義元はもと禅僧で、師は雪斎である。
5男今川義元の、長兄・氏輝は24歳の若さで死ぬ。
氏輝に子がいなかったので、弟たちの中から跡継ぎを探すことになった。
しかし、同母の次兄の彦五郎もなぜか氏輝と同じ日に死んでいる。
おそらく何かの事件性があるだろう。

3男玄広 恵探(げんこうえたん)と5男栴岳承芳(せんがくしょうほう)のどちらかと言うことになった。
5男が後の義元である。
3男玄広 恵探(げんこうえたん)の母は、今川に人質に来た福島(くしま)氏の娘である。
ドラマに出て来る、井伊の佐奈みたいな立場である。
3男は母の実家である福島(くしま)氏に擁立されて戦ったが、敗れて自害している。
井伊家もすごいが、今川家も抗争がすごい。
今川義元、元僧侶とも思えないぞ。
謙信公はいかにも僧侶だが。
私は、戦国大名の今川氏には大いに関心がある。

短く感想。
家康と瀬名が結婚した。
この二人が毎回面白い。

直虎と関係ありませんが、今夜はちょっと時間があるので焼き鳥でも作っちゃおーかな。
塩と醤油だれ、いや塩だれだけでレモン絞っても美味いな。



【2017.02.20 Monday 16:41】 author : いづな薫 
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春日大社展


本日は、東京国立博物館で、春日大社展を鑑賞いたしました。
国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」や、国宝甲冑4領展示で賑わっています。
これから、都内イベントの語学ボランティアに行って参ります。

【2017.02.17 Friday 13:06】 author : いづな薫 
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安倍晋三記念小学校
今、金正男暗殺で世間が大騒ぎである。
中国と北朝鮮の中が悪くなり、中国が正男擁立するんじゃないかと北朝鮮が懸念していたとか、
新潮が記事を書いている。
事実かどうか知らないが、まあ確かに大ニュースであることは確かだ。

一方報道しないが、こんな不可解な事が起きている。
こちらの方が、日本国民には大問題だ。
大阪に、塚本幼稚園と言う私立の幼稚園がある。
4〜5歳以下の園児に、軍歌歌わせて、日章旗の旗振りさせ、中国人は最低の人種と教える極右幼稚園である。
私立なので、建学の精神は守られている、としよう。

問題なのは、ここを経営するの森友学園。
学校法人・森友学園が、運営する小学校が今年4月に開校する。
その小学校の、名誉校長が安倍首相夫人の昭恵氏だと言う。
2016年6月、森友学園はその小学校校舎を建てるため、”国有地”を買った。
地中にゴミがあるからという理由で、なんと9割引きで財務局から購入したと言う。

9億円3千万円の土地を、8億円割り引いてもらい、1億円3千万円で購入予定だったと言う。
低金利の10回分割払いで。
しかも、国からの補助金が1億3千万円出たと言う。
9億円もの土地が実質、ゼロ円である。
隣りにあるほぼ同じ面積の土地を、大阪府豊中市が購入していて、14億円だったそうである。

実質0円。
大物政治家の口利きがあった、と考えるのが妥当ではないか。

この学校の名前が、「安倍晋三記念小学校」。
2014年から、設立のための寄付を呼びかける振込用紙が、森友学園からあちこち配られた。
ご寄付いただいた方には、”安倍晋三記念小学校”の記念プレートにお名前を刻印してくれると言う。

安倍晋三の名前を校名に使うことは、安倍の内諾があったと言う。
週刊文春が報じている。

これ、政権がひっくり返るほどの大疑獄ではないのか。

司法も、国税庁もマスコミも動かない。
だから、知っている国民はまだ多くない。
昨日、共産党の宮本議員が衆院で質問したそうだが、NHKも報ステも報道がないと言う。
正男のニュースで持ち切りだろう。

しかも、なぜこんな真っ黒な連中に、学校設置認可が出ているのだ。


最近、安倍とトランプとの会談をこき下ろす報道が日本でもあるとご常連の串かつ様から伺った。
安倍よいしょが激しかった読売で、行われている。
米国や海外の新聞、ニュースでは、こんなごますり見たことないと酷評ばかりである。

米主要紙のみならず、日本でも、しかも読売で安倍叩きがなぜ始まったか。
安倍は、トランプにべったりである。
トランプは、米軍産複合体とは袂を分かっている。
米軍産複合体は、巨大な勢力である。
トランプも戦争屋であることには違いないが。
反トランプである米軍産複合体は、トランプを下ろそうとしても不思議ではない。
もう、その序章は始まっている。

トランプ政権は、イスラム系7か国国民の入国禁止している。
これに対し、ワシントン州地方裁判所が差し止め判決を出した。
最高裁まで行っても、差し止め判決が支持されるだろうと予測さている。

そして、トランプ政権の国家安全保障担当のフリン氏が辞任した。
フリン氏は軍出身者だが、トランプ政策を受けてロシア制裁見直しや、テロ対策で軍事行動に批判的な立場を取る。(軍人だから危険を知っているとも言える。)
これは、米軍産複合体に都合が悪い。

トランプは、軍産複合体にフリン氏問題において白旗を挙げたことになる。
日本の読売は、安倍でなく、米軍産複合体側に立つメディアである。
安倍が米軍産複合体と仲良しだった時は、安倍を持ち上げ、離れればこき下ろしているに過ぎない。

米軍産複合体の勢いが強くなれば、トランプに近い安倍政権がどんなことになるのか分かっているのか。
そこへ出て来た、安倍晋三記念小学校の謎の国有地取得問題。
これがどう発展するか、注視している。

【2017.02.16 Thursday 15:26】 author : いづな薫 
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おんな城主直虎「初恋の別れ道」
次郎法師、かびた饅頭になるかぁ…。
饅頭が2つあって、次郎法師も亀(直親)も食べてしまったら、井伊家は残るまい。
だから、自分はかびた饅頭になると言う次郎法師。

結果論から脚本を作るので、そういう展開なのだろうが、
何とも辛い選択である。

亀(直親)も、その嫁の父も、家老小野政次の策略により死に追いやられる。
だから、井伊が生き残るため駒として次郎は饅頭を取っておくと言うことである。
亀と奥山ひよとの間に生まれるのが、のちの井伊直政である。

幼少の井伊直政以外、井伊家に男子がいなくなった時、城主になるのがおとわ(直虎)である。
彼女は、尼ではなく僧になっている。
当時直虎がいた頃の東海地方は、尼は還俗できないが僧侶は還俗出来ると言われていたようだ。
理不尽だが。

直虎が尼になってしまったら、永遠に井伊惣領家系が途絶えることになるのである。
「井伊家伝記」によると、そうさせないため、直虎の父直盛が、娘の出家に注文を付けた。
「尼の名をつけてはならぬ。」
南渓和尚は、 そこで「次郎法師」と言う僧侶の名をつけた。
次郎とは、井伊家の跡継ぎに付ける名である。

南渓和尚は、威勢の良い爺様直平の息子で、当時井伊家において重要人物である。
今川義元が死んだ時、葬儀を取り仕切ったのも南渓である。

今川義元の元に、人質の徳川家康がいる。
鷹をもらえないので、スズメを飼っている。
後に妻になる瀬名がバカにしているが、家康はスズメを可愛がり手乗りスズメにしている。
家康、可愛いね。笑
瀬名は、南渓の姉妹佐奈の娘である。
佐奈は、井伊家から今川に人質に送られ義元の側室になり、その後家臣の関口親永(せきぐちちかなが)に嫁いで、瀬名が生まれた。
後の築山御前である。
彼女の生年はわからないが、1542年生まれの家康と同年か1、2歳年上だったのではないかと推測できる。

井伊直平(直虎の曾祖父)は、娘佐奈を今川に人質として差し出したのは築山御前が生まれる数年前と考えられる。
それは折しも、今川義元が兄弟間の家督争い(花蔵の乱)に勝ち今川家当主になった時期と重なる。
家督争いに勝った義元に臣従の姿勢を表すため、直平(直虎の曾祖父)が取った行動と考えられる。

【2017.02.13 Monday 17:29】 author : いづな薫 
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豊後行平(ぶんごのくにゆきひら) 太刀 拵(こしらえ)


謙信公の太刀、豊後行平(ぶんごのくにゆきひら)を見に静岡県三島市の佐野美術館にやって参りました。

撮影は出来ませんので、外に貼ってあるポスターです。
そのポスターになっているのが、豊後国行平(ぶんごのくにゆきひら)の刀身と拵(こしらえ・鞘とか柄とか)です。
黒漆の鞘(さや)に25cmくらいの大きな銀製の三日月が切金で描かれているのです。
赤銅製の金具に秋草(桔梗か?)が彫られて、風雅な秋の風景を、拵(こしらえ)の中に、巧みに配置しています。

柄巻きの紐は、金茶、深みのある黄色です。
これも、月が美しい頃の秋の色です。
柄巻きの紐は、謙信公好みの平巻きです。
これは当時のまま、巻き替えていないでしょう。
謙信公のグリップすら感じます。
室町以前の拵(こしらえ)は現存数が少なく大変貴重です。


正式名称は、秋草文黒漆太刀拵(こしらえ)、中身は、
銘豊後国行平
(あきくさもんくろうるしたち めいぶんごのくにゆきひら)。

刀身は豊後国行平の作刀、総長122cm、小板目、直刃の刃文があります。


柄にある小指の先ほどの目貫(めぬき)は、果物の枇杷(びわ)が彫金してあります。
解説プレートに、「琵琶」の目貫とあり、謙信公大好きな琵琶かなと思ったらやはり果物の枇杷(びわ)でした。
琵琶の上に、枇杷が載っているのか!?とか首をひねったり。
美術館の方を呼んで、お話したら早速誤字修正しますとのこと。

解説員Kさんと言う方と、謙信公の地元・新潟県上越市が買う謙信公の愛刀「山鳥毛」の話になりました。
何とこの美術館には、山鳥毛の写しがあるのです。
それが、本日の目当てのひとつ。
写しとは、レプリカのことですが写しだって600万円はする代物。
現物は3億2千万円ですが。
現代の刀工大野義光氏の作刀です。
国宝山鳥毛を再現して、世間をあっと言わせた名工です。

解説のKさん、相州伝がお好きで刀剣に詳しくお話が楽しかったです。
Kさんと私と、北海道からいらした歴史好き女性と女性3人で刀の話で盛り上がりました。
以前は、刀剣コーナーは男性ばかりでしたが、ゲームの影響もあり今や女性だらけです。

真田幸村が、大坂夏の陣の時、秀頼からもらった刀や妖刀村正、名刀正宗なども展示にあり楽しい鑑賞となりました。


車中でしたので写真は撮りませんでしたが、三島への途中、熱海の海が見えました。
熱海と言うだけあって、真冬でも青く明るい海です。


写真は、佐野美術館近くの三島大社。
ここにも昔、上杉太刀がありました。今、東京国立博物館蔵です。


【2017.02.11 Saturday 12:51】 author : いづな薫 
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