大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
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戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
レオナルド・ダ・ビンチ ミケランジェロ


レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ展を見て参りました。
場所は、東京の三菱一号館美術館です。

レオナルドダ・ビンチ、建築、科学、解剖学と研究を重ね、しかも反転した鏡文字で記録している。
天才なので、脳のポテンシャルが余っているようだ。
レオナルドとミケランジェロは、同時期に生き互いに芸術家として交流がありその書簡が展示されている。
日本で言えば、彼らが生きたのは戦国時代初期の頃である。
毛利元就や北条早雲の時代である。

弟子へ、ひたすら素描練習を促す言葉、筋肉も骨格も知り尽くした解剖学者のような芸術家である。

素描はいわゆるデッサンで、芸術家の力量を表す上で最も重要である。
芸術の創造の源はデッサンであり、中でも、ダ・ビンチとミケランジェロは秀逸である。
そのふたりの巨匠を一度に楽しめる機会となっている。

展示もさることながら、会場の三菱一号館美術館が、復元ながら見ものだった。
1894年、明治時代にジョサイア・コンドル設計で建てられたが、1968年老朽化のため取り壊している。
40年経て復元した建物は、背の高い天井、ドア、重厚な造りで往時を忍ばせている。

【2017.09.03 Sunday 11:25】 author : いづな薫 
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八月納涼歌舞伎


休日、野田秀樹版 「桜の森の満開の下」を見て来た。
演出家の野田秀樹氏が、坂口安吾の短編小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男(みみお)」をモチーフに作成した歌舞伎版である。
古代、天智天皇治世の時代、大きな耳を持つ耳男ら3人のヒダの匠名人が集められる。
ヒダの王(長者)の愛娘、夜長姫と早寝姫姉妹をを守る仏像を彫って欲しいとの依頼である。
3人の匠たちは、彫刻で競う合う。
ヒダの王は、3人のうちの勝者に、奴隷の女エナコをやろうと約束する。


耳男は、正確にはヒダの匠の弟子なのだが、冒頭匠が殺されてしまい代わりに姫のために仏像を彫ることになる。
耳男は、大きな耳を持つ。
夜長姫は、耳男の大きな耳をあざ笑う。
奴隷のエナコも耳男をあざ笑う。
耳男が言い返すと、エナコは怒り、耳男の片耳を刀で切り落としてしまう。


後日、仕返しをしろと夜長姫にそそのかされる耳男。
でも、「虫ケラに耳を噛まれただけだ」と復讐の意思はないことを伝える。
すると、夜長姫はエナコをけしかけ、耳男のもう一方の耳を切り取らせると言う暴挙に出る。


耳男は、自宅で仏像を彫り続ける。
そこへある夜、夜長姫が一人訪ねて来る。
耳男が家の中に入れないようにすると、夜長姫は「出て来るようにしてあげましょう。」と言い放つ。
姫は、耳男の家の窓から火のついた藁?を投げ込みいぶり出してしまう。


妹の早寝姫はまともだが、飛騨に伝わる秘密の巻物をオオアマ(大海人皇子・のちの天智天皇)にばらしたことで自殺してしまう。
早寝姫の死を嘆くどころか、あざ笑ったのが、姉の夜長姫。


前半は仏像を彫る話だったが、後半は疫病が流行ったりする。
夜長姫は悪行の限りを尽くすが、ラスト心を急に入れ替え早起きして善人になる兆しが見える。
しかし結局は、父ヒダの王、妹の早寝姫、耳男を殺してでも自分が王になり自由になりたい勝手で残忍な人物である。
良い人になったふりして、耳男と駆け落ちしかけたが結局耳男に工具の「のみ」で刺される。
「いま私を殺したように立派な仕事をして・・・」
そう言い残して、姫は満開の桜の木の下で鬼の面を残して消える。


サディスティックな夜長姫を、中村七之助が絶妙に演じる。
耳男は実兄の勘九郎である。
坂口安吾の小説には、桜の森の満開の下と言い、夜長姫と耳男と言い美しくて凶悪な姫が沢山出て来る。
坂口の女性像には、どこかこんな印象がある。


歌舞伎らしくない歌舞伎である。
歌舞伎特有の言い回しに慣れたお客には不思議に感じるだろう。
古典歌舞伎にある、「間」もない。
セリフが早口で、聞き取れないセリフもある。

繰り返し別の人が同じセリフを言うがやはり聞き取りにくい。
お年寄りのお客様は大丈夫だろうか。

テーマの斬新さは、許容範囲だろう。
マンガのワンピースも歌舞伎になっているくらいだ。

歌舞伎もまた変遷していくのだろう。

今回家族で見に行ったが、幕間(まくあい)の日本料理も楽しめたし、芝居見物らしくて楽しかった。

【2017.08.25 Friday 16:28】 author : いづな薫 
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羊飼いの暮らし


私はあまりブックレビュー書かないけれど、結構本を読む。
テレビ新聞などメディアに比べ、まだ書籍は真実が比較的多い。
最近読んだ本で面白かったのが、ジェームズ・リーバンクス著「羊飼いの暮らし」。
リーバンクス氏は英国人、湖水地方の600年続いた羊飼いの家系に生まれた。
オックスフォード大学を出て、羊飼いになりその暮らしを丁寧に書いている。
英国、米国でベストセラーになり日本でも人気の書である。

競売市が開かれる秋は、羊酪農家にとって一番の稼ぎ時。
過酷な冬で、羊を死なせないよう気を配り、
春には子羊たちがたくさん生まれる。そして夏の放牧。

せっかく生まれた子羊の中には、早死してしまうのがいる。
その時どうするか。
リーバンクス氏ら酪農家は、死んだ子羊の皮を剥ぐ。
そして、親を亡くした別の子羊にかぶせ、子供を亡くした親羊にあてがうのである。
親羊は、自分の子供の匂いがするが何かおかしいと思うに違いない。
人間が何か細工をしたに違いない。と怪しんでいる。
それでも、そのうち自分の子供として接し始めるのである。

最近は農業のIT化、AI農業導入でこれまでとは農業酪農の世界でも人間と自然のかかわり方が変わって来ている。
この本は、流動性の高い現代社会において生きるとは何かを教えてくれる。
土に触れ、命に触れ、地球の営み、大地の営みと日々格闘し、嘆きと喜びを全身全霊で受け止める。
そんな素朴で力強い生き方を描いた、良書である。

【2017.08.12 Saturday 09:42】 author : いづな薫 
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春日大社展


本日は、東京国立博物館で、春日大社展を鑑賞いたしました。
国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」や、国宝甲冑4領展示で賑わっています。
これから、都内イベントの語学ボランティアに行って参ります。

【2017.02.17 Friday 13:06】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、サッカー日本代表、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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