大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 慶次郎の命日 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
<< 兼続ラッピング電車 | main | 前田慶次郎 >>
慶次郎の命日
6月は、前田慶次郎の命日のある月である。
毎年、紫陽花が雨に打たれて、綺麗に咲くと思い出す慶次郎の命日である。


慶長十七年(1612年)6月4日、前田慶次郎は風流と武芸に生き、波乱に満ちた生涯を閉じた。
 6月4日に書きたかったが、間に合わなかったので、今書く。
米沢の一花院に埋葬されたとも、堂森の善光寺だとも言われている。
いづな今年3月に、今はない一花院を探し求め、ぐるぐる回っていた所を親切なお饅頭屋さんに教えていただいたのを、ブログに書いた。

 また、加賀藩に残る史料だと、慶次郎の没年月日は慶長十年(1605年)十一月九日、享年73才とされる。
 
 関ヶ原後、敗戦側の上杉家にいた慶次郎を、7000石〜1万石と言う高禄で召抱えたいとの大名たちが数多くいた。
 高名な慶次郎を、大名たちはヘッドハンティングしようとしたのである。

しかし、慶次郎は断った。
石田三成に人質を出した西軍の諸将にも、陪臣である家康の家来たちに遣えるのもいやである、と。
 関ヶ原で西軍が敗北しても臆することなく、最期まで戦い続けた上杉景勝こそ、遣えるべきあるじである。 
 
”侠(おとこ)は、上杉景勝ただひとり”


かくして、慶次郎は、4分の1になった上杉家に残った。
 禄は、わずか500石であったという。

慶次郎は、米沢郊外・堂森の清水の湧く地に、庵を建て、村人と交流し、本を読み、花鳥風月を楽しみ、スローライフに入る。

 庵の名前は、無苦庵。以下慶次郎の言葉である。

無苦庵は、孝を勤むべき親もなければ憐れむべき子もなし。中途略
寝たければ昼もいね、起きたければ夜もおきる。
九品蓮台に至らんと思う欲心なければ、八万地獄に落ちる罪もなし、
生きるまで生きたらば、死ぬるでもあろうかと思う。

 
 慶次郎は万石の大名になるより、500石で十分満ち足りていたようだ。

里の人々に愛されながら、華麗な鎧、遺髪、手彫りの面、徳利、槍を400年経った今日に遺している。


【2009.06.30 Tuesday 08:50】 author : いづな薫 
| 前田慶次郎 | comments(8) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
いづなさま★こんばんは。
恥ずかしながら、私、前田慶次郎さま、あまり詳しく存じ上げておりません。(ですが、相当の美男子だったようで…☆*:・°
>”侠(おとこ)は、上杉景勝ただひとり”。
(T0T)不器用に”義”に殉じた上杉景勝さま☆。そして、また
そんな主君に純粋に仕えることを何よりの、自身の誇りとした
慶次郎さま。。美しゅうございます。
>慶次郎は万石の大名になるより、500石で十分満ち足りていたようだ。
彼の望みは「万石の大名」とか出世ではなくて
自分のほれ込んだ主君に仕えること!だったんですね〜。
信じられる主君に仕えて、のんびりきままな生活ができる。
それだけで、幸せだったんでしょうね〜。
(まさにBLアンソロジーで、お話が描けそうなキャラさんです)
| poppy-23 | 2009/07/01 2:37 AM |
後ろの掛け軸くださいな〜(笑)

慶次郎さんって結構年上の人だったのですね

ストローも本のマークも兎さんって
楽しい生活スローライフですね

| 朧 | 2009/07/01 3:28 AM |
poppy-23様

いつもお世話になり、ありがとうございます。

>彼の望みは「万石の大名」とか出世ではなくて
>自分のほれ込んだ主君に仕えること!だったんですね〜。

本当の豊かさは何か教えてくれますよね。

>それだけで、幸せだったんでしょうね〜。
頭の中を愛の讃歌が流れて来ます。笑

>(まさにBLアンソロジーで、お話が描けそうなキャラさんです)
でしょう?!笑
| いづな薫 | 2009/07/01 9:47 PM |
朧さま

毎度お世話になり、ありがとうございます。
>後ろの掛け軸くださいな〜(笑)

そうおっしゃると思った、笑。
慶次郎に頼んで下さい。

>慶次郎さんって結構年上の人だったのですね

いづな版慶次郎は、景勝よりイッコ下です。

>ストローも本のマークも兎さんって
>楽しい生活スローライフですね

慶次郎も朧さまに負けない位景勝が好きなんです。
| いづな薫 | 2009/07/01 9:48 PM |
いづな様こんばんは!
日々ときめきを有難うございます。

きゃー、慶次郎さん男前〜vv
この人どの時代のどの国に生まれてもモテまくりそうです。
惚れ惚れするような生き方ですよね。
男性諸氏は特に憧れるのでは。
>生きるまで生きたらば、死ぬるでもあろうかと思う。
…ああ、惚れる…。

慶次郎という「傾奇者」の存在は前から知っておりましたが、
上杉家に関係があるなんて、いづな様のところで知りました。
なんだか、仕官するイメージじゃなかったんで…。
でも、引く手数多の中から景勝様を選ぶなんて!
かっこいいっす。
あの大根面接のエピソード、大好きです。

景勝様と慶次郎さんと、正反対な二人かと思ったんですが、
でもあの誇り高さというか、膝を屈しない魂というんでしょうか、上手くいえないんですが、すごく共鳴する部分を感じます。
> 慶次郎は万石の大名になるより、500石で十分満ち足りていたようだ。
やっぱりこの一言に尽きますね〜…。
このあたり、他の方のコメントも拝見して、きゅんきゅんしてました。
(皆様のコメントがいつも面白かったり、なるほどだったり、拝見するのが楽しみですv)

うさぎさん…。
うさぎさんといえば、あのバニーちゃんが頭を過ぎります。
慶次郎さんも例のお店、通ってらっしゃいますか?
| ちこまつ | 2009/07/02 12:30 AM |
慶次郎様には負けませぬ

景勝は私の者・・・と

言ってしまいたいが

到底及びもつかないです



本日は

上杉主従には会えませなんだ

無念!!

クックック

と、泣いておりまする

お陰で
その勢い
酔っ払いの朧でした

本日

三成が家康にいたぶられておりましたぞよ

ひょ〜





| 朧 | 2009/07/02 12:53 AM |
朧さま

朧さまの楽しいコメント、超繁忙期のいづなの大事な癒しでございます。
深く御礼申上げます。三成が家康にいたぶられたですか?
いづな、景勝と直江が家康にいたぶられるのが見たいぞなもし。
「こんなもの(直江状)書きやがって・・・!etcetc・・・」笑
| いづな薫 | 2009/07/02 9:58 AM |
ちこまつさま

コメント大変嬉しいです。
感謝申上げます。

>日々ときめきを有り難うございます。

こちらこそお読み下さり御礼申上げます。
おっしゃる通り、慶次郎はどの国どの時代に生まれてもモテるでしょうね。

>ああ、惚れる・・

そうおっしゃっていただき、慶次郎も男冥利に尽きます。

>大根面接

爆笑中のいづなです。確かに誰かに仕えるのは似合いません。
景勝のみ納得出来たんでしょう。

>慶次郎さんも例のお店通っていらっしゃいますか

エンパイヤコケツクラブですか?笑
ある特定のバニーばかり指名するのでオーナー一同困っています。笑
| いづな薫 | 2009/07/02 10:59 AM |
コメントする









過去のページへ
この記事のトラックバックURL
http://cafe.kenshingen.fem.jp/trackback/1249658
トラックバック

戦国カフェオリジナルグッズショップです。 戦国カフェオリジナルグッズショップへ
    いづなへメール

 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

   当サイトは、コピー、転載、ダウンロード、直リンク、持ち出しは禁止です。
◆ 著作権はすべて、
いづな薫に属します。
 過去のページへ


   にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
   にほんブログ村。
   ランキングはお休み中