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since 2007.5.21 関ヶ原と上杉家 2 神指城 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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関ヶ原と上杉家 2 神指城




上杉軍団の総帥・景勝は、慶長五年二月、関が原の戦いの7ヶ月前、
執政直江兼続に、神指城築城を命じた。
 

普請奉行直江兼続以下、小奉行に大国実頼、甘粕景継などが連なり、
動員された人足、延べ12万人の大工事であった。

 平城で、本丸は東西100間(180m)、南北170間(306m)、二の丸は東西260間(468m)、
南北は290間(522m)と記録に残る。
 若松城の、2倍の巨大城である。
 これが、7ヵ月後の関ヶ原の時、5〜6割出来上がっていたらしい。
まさに、突貫工事である。

 家康の疑惑と、家康の強引なやり方を嫌う世間の期待との間で、工事は昼夜問わず進められた。
 
 しかし、関ヶ原での決着後、米沢に転封されてしまうため、未完成の城となる。
 上杉家が会津に移ってから、若松城の支城は蒲生時代の倍以上の32(or28)を数えている。
 大国実頼を鴫山城(しぎさんじょう・別名南山城)、甘粕を白石城などに配置している。

 この城着工の1ヶ月前の慶長五年正月、上杉討伐への火種となる事件が起きている。
 
 上杉家家中で、津川城主(現・新潟県東蒲原郡)の藤田信吉(のぶよし)という人物がいる。
これが、上杉家名代として大坂の秀頼・家康のもとへ年賀挨拶のため参上している。
彼は、すでに天下を掌握したかのような家康の権勢におののく。
そして藤田は、国許へ急ぎ帰り、家康に付くよう、執政の兼続に訴えるのである。
 しかし、家康に対抗姿勢を取る兼続の理解は得られなかった。
さらに兼続は、藤田の行動を不審に思い、また藤田も謀反の疑いを掛けられたと思い、出奔してしまう。
 上杉家臣団全員が集まるはずの、謙信公法要・三月十三日に、藤田は会津にいない。

 家康は、上杉征伐に踏み切ろうとするが、毛利輝元、宇喜田秀家らに止められ、書状にて先ず詰問することとなった。

 この返書が、世に名高い直江状である。

【2009.09.14 Monday 21:03】 author : いづな薫 
| 天地人or直江兼続 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
こんばんは。
いつもお世話になっております。
いつもいつも、読み逃げなので、今日はちょっとのコメントを・・・

麗しい殿のお姿、素晴らしいです!
若くてお美しい!!!
冷徹で明晰な指揮が下せる総帥の尊顔です。

これからの殿は老けていくばかり。
老成した殿も渋くて素敵ですが、やはり、若くて美しい艶々お肌の総帥景勝様が素敵ですね。


神指城は結局陽の目を見ずに破却されたのですね。
歴史は過ぎ去ったことだから、変えることはできないけれど、景勝が兼続を止めずに家康軍を追ったら、歴史は大きく変わっていたのでしょうか・・・

私は運命論者ではありませんが、どこかで違う行動をとったとしても、それはちょっとした回り道で、結局行きつくところは一緒なのでは?と思うことがあります。

妄想力豊かな(?!)いづなさんはどのような想像をされますか?
| o | 2009/09/15 2:27 AM |
oさま

お会いしておきながら、お返事遅れ申し訳ござらぬ。
ハンドルネーム、適当に変えて下さって良いですから。笑

>麗しい殿のお姿、素晴らしいです!
若くてお美しい!!!
冷徹で明晰な指揮が下せる総帥の尊顔です。

 墓参りしたくなるでしょおおおおお?!笑

>これからの殿は老けていくばかり。

 廊下で饅頭食べていた、おじいちゃんの殿も、なんだか可愛いです。笑

>若くて美しい艶々お肌の総帥景勝様が素敵ですね。

 そういう時は、当サイトに遊びにいらして下さいませ。
 
>神指城は結局陽の目を見ずに破却されたのですね。

会津近郊には、今でも神指の地名がたくさん残っていて、不思議な感じがします。
 景勝が追っていたらですか。
歴史学の好きな私は、小説で書かれるような創作領域まで推測はしませんが、うーんどうなっていたでしょうね???  
| いづな薫 | 2009/09/17 8:36 PM |
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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