大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 王墓発掘 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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王墓発掘
今朝新聞に、眼の覚めるような記事が載っていた。
奈良県桜井市の、茶臼山古墳(3〜4世紀)を60年ぶりに調査し、被葬者に(防腐剤)が200kgも使われたと事がわかったと言う。
 墓の中が赤い。
過去最大の出土量だそうだ。

 、水銀朱とも言われる水銀化合物である。
昨年の大河ドラマ「篤姫」で、篤姫の夫家定の死が隠される中、江戸の街からがなくなり、将軍の死を疑い始める場面があった。
 
 江戸時代も、もっと昔の古代も、権力者が亡くなると、遺体の防腐処理にやらを使っている。
 江戸時代は、将軍が死ぬと希少価値のが不足するため、販売を制限したことがあったそうだ。

 それと、即身仏と言うのを耳にしたことがおありだと思う。
生きながらにして仏になった人たちである。
 
 彼らは生きているうちから、水銀化合物を飲み、人体を防腐処理していたのである。
 即身仏や修験者でない普通のミイラは、生きているうちは普通の人だったので、死後人工的に防腐加工処理するのである。
 いい例が、古代エジプトの王様。

 水銀、あの銀色のころころした液体はもちろん有毒である。
奈良時代、奈良大仏を作るのに表面を金メッキし、腐食を防いだという。
金を水銀に溶かし、大仏の表面に塗り、大仏の中で火を焚くと、水銀が蒸発し、金だけ残り、メッキされると言う仕組み。
 仏像鋳造職人たちに奇妙な病気が流行ったと言う記録があるが、紛れもなく水銀中毒である。
 蒸発した水銀を吸わない様に、予防するマスクを仏師&高僧良弁が考えたらしい。
 来春NHKドラマ、「大仏開眼」でやるかな?



昔、修験者が仙人になるために、仙薬と言うものを飲んだという。
 これが、水銀化合物で、摂取し続けることにより異常をきたし、幻覚幻聴が症状が出る。
 それが、一般人からは、仙人の神通力に見えたという。
 
 内服した後は、汗をかき毒を蒸発させる。
で何をするかというと、歩き回って毒を散らす。
 これが恐ろしいことに、散歩の語源である。

 何だかすごい話になってきたが、歴史は人類学、宗教学に深いかかわりがある。
 いづなこれらを含めて歴史に興味があり、古代史も好きである。

 話を、奈良県の古墳に戻す。 

今回の奈良県桜井市の墓、被葬者は不明。
丸木をくりぬいた棺には、ふたがなく、遺体もなかった。
 しかし、墓の規模、朱の分量から、大王(政権担当者)の墓の可能性があるという。

この墓、皇室との関係を証明する資料がなく、陵墓には指定されていない。
陵墓とはなんぞや。
宮内庁管理で、現在も皇室の祭祀が行われており、研究者たちが自由に調査することができない墓である。

 今後の調査結果が楽しみな古墳である。
高松塚古墳みたいに、カビを生やしたりしないように管理を願いたい。

【2009.10.23 Friday 20:10】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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