大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 坂の上の雲 感想 「日清開戦」 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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坂の上の雲 感想 「日清開戦」
坂の上の雲、一年やった天地人より面白いですな。
元が司馬作品なので、そこでもうかなり差があるが。
セリフもナレーションも司馬さんの言葉がそのままドラマに使われていて、心地よい。

冒頭、1894年東郷平八郎艦長の「浪速」が、シナ軍に乗っ取られた「高陞号(こうしょうごう)」を発見する。
 日清戦争初期の事件だが、分かりにくかったので、ちょいと説明。
まず乗っ取られた「高陞号(こうしょうごう)」は、英国商船である。
 万国公法では、中立国の船で戦闘国の兵士、武器を運んではいけないとしている。 
 東郷平八郎は、連行に応じるよう信号を送るが、清国は拒否。
東郷は撃沈命令を下し、英国人のみを救い、シナ兵は溺死した。
 なぜ無力化した1000余名のシナ兵を死なせたかであるが、敵兵でも遭難すれば助けると言う人道思想は、当時の日本軍には持ち合わせていなかったと言わざるを得ない。

 旅順攻撃は、日本の作戦勝ちと言うより、清国の士気の低さから勝負がついたものと見ゆる。
 旅順は、天然の良港である旅順の立地条件の良さから、清国はドイツに勧められるまま、大規模な海軍基地を建設する。
 しかし、その内情は兵士の士気の低さ、武器もおそまつで、秋山好古によって看破される。
 これに従い大山厳が計画を立て、旅順は1日にして陥落したのである。

大山に戦場視察を報告した時の、緻密な戦術家の好古とは違い、戦場の好古は、戦国武将のようでしたな。
天地人の謙信にオーバーラップする。笑
 熱燗 謙信実は、そんなに飲んじゃいません。普段は酩酊するほど飲まず、出陣の時は儀式の酒、三献(三つの盃で飲み地面に打ち付ける儀式)を行っています。

 戦闘時間が長くなり、水筒二本目の酒を飲み始め、ますます酔う好古。笑
戦闘時間がもう少し短かったら、大酒にならず、戦術家でいられたのかも。笑
 この戦いで亡くなったのは将校1名、兵229人、ただ一人の将校遺品の軍服を先ほど靖国神社で見て参った。

 弟・真之の威海衛の戦い、迫力がありましたね。
死者3人・・・もっと亡くなっている感じでした。
 これは、真之の視点なので、ショックを受けた彼は、坊さんになりたいと、史実では言い出します。
 兵が死ぬたび、坊さんになられては、坊主が大量に出来てしまうので、止められましたが。
 勝っても負けても、戦争は悲惨だなと思う回でした。
 
 子規の、迫害を受ける清国のおじいさんに対する優しさ、戦争と言う人間を鬼にする環境の中で、
普通の感覚があって良い。
曹長にいじめられる子規を助ける、後の森鴎外も出てたし。

 広瀬武夫、ロシア駐在武官になる人ですが、ロシアの伯爵令嬢アリアズナから熱烈に求愛されます。
 とにかく女性にもモテまくる。
しかし、独身主義のため、恋に進展なし。そこがまたモテる理由か。
 日露戦争中行方不明の部下を探し、命を落す逸話は、歌にもなっていますね。

【2009.12.21 Monday 20:34】 author : いづな薫 
| 坂の上の雲 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
いづな様、こんばんは。
この前はお返事ありがとうございました。

私が幕末好きになった理由は、白虎隊のドラマ(1986年に放送)を見てからでした。この頃は「官軍憎し」の時代でした(笑) しかし、ある時になり「反対側の官軍を知らないと、おかしいのではないか?」と考えるようになり、ある本を手に取りました。「竜馬がゆく」でした。

そこから、私の好きな幕末人は坂本龍馬になりました。
そして、司馬遼太郎さんが好きになりました。
色々と司馬さんの本は読んでいたのですが、坂の上の雲を未読でございました。
この前ですが(本当に最近です)、いづな様のカテゴリーを見ていまして、坂の上の雲がありいづな様の感想を読んでいましたら、いてもたってもいられない状態になり、早速借りて拝見させて頂きました。素晴らしい素晴らし過ぎるドラマです。いづな様に感謝でございます。
原作は大人買いしてしまったので、このままではDVDもしてしましそう・・・(笑)

再度になりますが、いづな様ありがとうございました。御礼申し上げます。
長文乱文失礼しました。

PS私は、実はまだ坂の上の雲を読む前に読んでいる本があります。「白虎隊士飯沼貞吉の回生 (第2版)」です。本当に幕末から離れていませんね。ワタクシは(笑)
| おつる | 2013/05/19 10:27 PM |
おつる様

お待ちしておりました。
コメント感謝申し上げます。
おつる様は、白虎隊から龍馬、坂の上の雲がお好きなんですね。

司馬遼太郎さんの作品は面白いですよね。
坂の上の雲は、最近また人気だそうですよ。
史実で日露戦争をみると、違う解釈がありもちろんあれが事実とは言えないのですが、創作物としては楽しめますね。
幕末薩摩の大山巌が坂の上の雲にも出ていて、なんと変革多い、戦争の多い時代だったかと思わせます。

おつる様、もし諸事情許せば戦艦三笠にもお出かけいただきたいです。
私が見学して参りました時の記事が、当ブログの2012/01/04にございます。

私は子供の頃、飯沼貞吉のお墓参りに行ったことがございます。
白虎隊士のお墓も。
白虎隊が八重の桜にもうすぐ出て来ますね。
土曜日には龍馬伝が放送しているので、こちらも楽しんでおります。
戦国カフェに、ぜひまたお越しくださいね。
| いづな薫 | 2013/05/20 9:32 AM |
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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