大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 奈良時代のトイレと前田慶次郎 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
<< 龍馬伝写真集 | main | 龍馬伝 新キャスト >>
奈良時代のトイレと前田慶次郎


 奈良時代のトイレと前田慶次郎、変なタイトルだが、これがちょいと関係ある。

奈良時代のトイレは、水洗式と汲み取り式である。
水洗式は、樋(とい)を使い邸内へ川の水を引き入れ、また側溝を使い屋敷の外へ流すと言うものである。
汲み取り式は、大きな穴を掘り板を渡して、用を足す。
いっぱいになれば汲み取り、川などに捨てるのである。
トイレットペーパーは、もちろんない。
奈良時代、籌木(ちゅうぎ)と言う、20〜30cm薄い木へらで、拭いていた。
汲み取り式便所遺跡の中から、籌木(ちゅうぎ)がよく出て来る。
 川に適当に流していたため、汚臭も漂い、伝染病が流行った。
当時大仏を建立したり、人々が盛んに祈り仏教で国家鎮護を願った理由のひとつに、伝染病の流行がある。
 
 
 さて、時代は奈良時代の後900年弱、戦国時代末期のことである。
前田慶次郎が、太閤検地を命じられた叔父利家と共に奥州出羽(秋田付近)に行った時のことである。
 ある店で、薄い木のへらが売られていた。
慶次郎が「それは何だ?」とあるじに問いかけた。
店主は、「そっぺら」と言い、鼻をかんでこそぎ落とすものです。」と言う。
紙が貴重なので、鼻水をへらで落とす、と言う。

 慶次郎はそのへらを束で買い、今度は庄内地方の家老に招かれ面会する。
慶次郎は鼻水が出たのでかみ、「そっぺら」でこそぎ落とした。
 仰天したのは、家老である。
「南部の者はあなたをだましたのです。
そっぺらは、厠で糞をした後、拭き捨てるものです。」

しかし、慶次郎もつわもので、「何にも遣い申す間不苦(なんに使ってもいいじゃん)」と答えたと言う。

 おしゃれで超イケてる男だった慶次郎も、トイレットペーパーは使っていない。
 江戸時代になるといらない紙を、ちり紙として使い始め、トイレットペーパーなんて戦後のことである。

【2010.04.02 Friday 18:54】 author : いづな薫 
| 前田慶次郎 | comments(0) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
コメントする









過去のページへ
この記事のトラックバックURL
http://cafe.kenshingen.fem.jp/trackback/1357236
トラックバック

戦国カフェオリジナルグッズショップです。 戦国カフェオリジナルグッズショップへ
    いづなへメール

 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

   当サイトは、コピー、転載、ダウンロード、直リンク、持ち出しは禁止です。
◆ 著作権はすべて、
いづな薫に属します。
 過去のページへ


   にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
   にほんブログ村。
   ランキングはお休み中