大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 「大仏開眼」後編 感想 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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「大仏開眼」後編 感想
ドラマに出て来た、優婆塞(うばそく)とは、出家しないで、仏教に帰依して五戒を守り修行する男性のことである。
女性は優婆夷(うばい)。ともに、サンスクリット語。

ちなみに五戒とは、殺生禁止、泥棒禁止、不倫禁止、うそつき禁止、お酒禁止、の5つ。

行基、弟子の優婆塞(うばそく)750人を聖武天皇により僧にしてもらえて、大仏建立に参加。

朝廷はかつて、行基を「小僧」(つまらぬ僧)と呼び、当時の法律・大宝律令の違反者としていた。
しかし、大仏建立にあたり、行基信者の労働力、渡来系の進んだ土木技術の力を借りねばならなくなったのである。

さて、感想です。
玄掘怪しくていいな〜。
安積(あさか)親王暗殺の場面は、迫力ありましたね。血まみれの親王に掴まれる玄掘⊆われそう〜。
玄靴砲蓮怪異の匂いが付きまとう。
彼の政敵の藤原広継が、大宰府で死んだ後の話である。
大宰府の観世音寺の落成供養の日に、広継の怨霊が空から降りて来て玄靴鬚気蕕ぁ後日、
玄靴亮鵑奈良の興福寺に降って来るという、ぞくぞくするような話がある。ふふ。

 元はと言えば、仲麻呂がけしかけたんだが、手を下した玄靴鮑E戮話臻穗い葬り去る。

 謀略に次ぐ謀略で、このあたりは実に面白い。謀略と怪異はこの時代の魅力か。笑
仲麻呂が、悪くて魅力的で、敵役として際立っています。
あのひらりとしたマントが、またかっこいい。
 言葉一つ一つが”はかりごと”、不遜な態度、三国志の曹操みたいじゃ。

 仲麻呂に、遣唐使にやられたり大宰府に左遷されるマキビー。
「何度でも戻って来てやる、誰も討たなければ自分があなたを討つ。」
マキビーは柔和で優しい人物だが、やるときゃやるぜ、のところがかっこいいです。
 孝謙天皇とマキビーの恋?また、せつないの〜。
孝謙天皇とマキビー、身分低く生まれれば恋も成就したかもしれないが、互いの立場に生きる二人が良かった。
 
 後半特に、バタバタとあらすじになっていたが、2回しかやらないのでは、如何ともしがたい。
 古代史は、長丁場の大河じゃ難しいのか?

 大仏開眼で目を入れたインドの僧・菩提僊那(ぼだいせんな)とか、唐で吉備真備が阿倍仲麻呂と再会するとか(ドラマでは会ってもおらん)、鑑真とか、やって欲しい〜。

ひらめきプチ情報2つ
大仏開眼の目を描いた筆が、奈良正倉院に現存してます。でかいです、長さ65.2cm 。
菩提僊那(ぼだいせんな)没後1250年法要を、5日前くらいに東大寺でやっていました。

【2010.04.10 Saturday 22:51】 author : いづな薫 
| 古代史 | comments(5) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
戦国や北条執権時代とはまた違った 謀略や出世の根回し

時代が栄える時、 かならず争いあり。

人間社会は 怖い〜

 天智天皇と天武天皇一族にみこまれた藤原一族。原点は中臣鎌足、その子藤原不比等。

 
しかし、時代の流れにより 天智天皇や天武天皇の血筋を引く長屋王が 藤原一族と対立したのは皮肉です。おたがいの祖父時代や父の時代には力を合わせ合った一族同士も年月や当人たちの意見の食いちがいで対立へ・・・

 藤原一族と反藤原一族と対立は奈良時代と平安時代初期にヒートアップしてるではあ〜りませんか。藤原四兄弟..仲麻呂
かたや橘諸兄、玄坊、吉備牧備。

時代の栄えは対立する者同士の争いで、成り立つのかなぁ〜


 いづなさん、あなたにメールで交流ふかめて勉強させてもらいますよ〜


| zebra | 2010/04/11 8:28 AM |
zebraさま

メール&コメント、いつもありがとうございます!
 天智、天武天皇、長屋王のドラマも見てみたいですね。
長屋王の豪奢な生活と謀略に巻き込まれた最期、ドラマになりますよね。

>時代の栄えは対立する者同士の争いで、成り立つのかなぁ〜

 仰るとおりかもしれませんね。
ライバルがいるからこそ、人は頑張るのでしょうか。

>いづなさん、あなたにメールで交流ふかめて勉強させてもらいますよ〜

 こちらこそ、よろしくお願いいたします!
いただいた、上杉家督争い、そして信長のメールは興味深かったです。
ありがとうございます。
| いづな薫 | 2010/04/11 11:03 PM |
今参り様

コメント、どうもありがとうございます。
私は性格の良い真備が好きなんですが、仲麻呂も魅力がありましたね〜。
昨年某局でやった村上仲麻呂はいまいちじゃったが、NHKの仲麻呂はマジかっこいいわ〜。
マキビーのことが好きな女帝、切なかったです。
道鏡、出て来なかったけれど、これはこれで良かったかな。
ゲンボーと似たキャラだし、笑。
古代史ドラマまた見たいですね。
| いづな薫 | 2010/04/11 11:04 PM |
こんばんは〜。
いやあ、面白かったですね!
タイトル見た時には、てっきり大仏の建立を褒め讃える内容なんだろうと思ったんですが、実際にはいろんな思惑が入り乱れた見事な群像劇。
どの登場人物にも感情移入できて、見入ってしまいました。

「国中の目が、あなたが独りになるのを待っている。」
この台詞にぞくっ。これって凄まじい呪いの言葉じゃないですか?
きっと仲麻呂は真備のこの台詞を思い出すたびに周囲が信じれなくなり、より孤独の道に進んでいったのでは。

古代史で大河。今回の出来を見るとやって欲しいですが、一年やるとなると難しいのかも知れませんね。史料が少ないから。
メジャーな大化の改新なら創れる気はしますが・・。

作品の出来が良かったので、今回は真面目にまとめてみました(笑)




| かな | 2010/04/12 7:14 PM |
かな様

毎度お世話様にございます〜。

>「国中の目が、あなたが独りになるのを待っている。」
これって凄まじい呪いの言葉じゃないですか?

 仲麻呂、夢に出てくるのは、大仏だけでなく真備もですね。
うなされていますな、笑。
 温厚な真備が言うところが、仲麻呂が道を踏み外した感があり、怖いです。

大化の改新、NHK正月ドラマ?か何かでやっていましたよね。
V6中臣鎌足だったヤツ。あれ好きでしたよ。入鹿もカッコ好かったし。

かな様の真面目感想も、ためになります。フムフムとうなづくことしきりです。
| いづな薫 | 2010/04/13 6:30 PM |
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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