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since 2007.5.21 卑弥呼のバット? | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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卑弥呼のバット?


鬼道に仕えよく衆を惑わす・・・『魏志倭人伝』の、女王卑弥呼を巧みに表す一文である。

それと関連付けられるのか、否か、奈良の纏向遺跡(まきむくいせき・2〜4世紀初、奈良県桜井市)から、
2000個以上の桃の種が出土した。

 は古来、不老不死に効くとされ、魔よけ、呪術に使われている。
前漢の武帝が長寿を願うと、仙女・西王母(さいおうぼ、せいおうぼ)が天から舞い降り、不老不死の実、桃を授けている。
 これ、教科書に載っていたな。笑
 
 纏向遺跡(まきむくいせき)遺跡近くの穴から出てきた桃の種、果肉が付いていたとの痕跡もあり、近くからは竹ざる6点(30〜60cm)、木製の剣、小さい甕(かめ)10個、わざと割ってある土器、漆塗りの弓、獣骨も発見されている。
 桃の種は、同時代の各地の遺跡で発見されるが、こんなに出て来たのは初、極めて異例である。
 国家的行事(祭祀)を、為政者が執り行った痕跡か?

 さて、わざと割られた土器が気になる。
自然に割れたなら、破片を集めればもとの形が分かるが、今回は意図的に一部分だけを捨てたようだ。
 悪しき物の吸い込むといけないので、神様に使った道具は、再び使わないしきたりは今でもあるが、なぜ一部分だけ投棄されたのか?は謎。
 面白いのは、土器を壊したと思われる、野球のバット型の棒2本の発見。
土器はわざと壊したらしいが、バットは完全な形で残っている。
 祭祀で土器を割り、バットも一緒に投棄したのかも?とのこと。

 出土土器は、東海地方に出る土器と似通ったものが非常に多いのだそうだ。
纏向遺跡は、東海地方の人々と強い関連があるのか。
 調査はまだまだ続くそうで、新たな発見が楽しみである。

【2010.09.18 Saturday 21:52】 author : いづな薫 
| 古代史 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
こんばんは。

戦国に、幕末に、古代史に、サッカーに、相変わらず話題が幅広いですね。こちとら、ついていくのに精一杯です。
土器に関しては、その地域から土器を持ってきたのか、その地域の人が自分たちのやり方で土器を纏向遺跡周辺で焼いたのか、がイマイチわからないといったお話を伺ったことがあります。でも、あの時代の人たちって、思った以上に行動範囲が広いようですね。って、そう思うのは私だけか。
また、橿考研へ行く楽しみが増えました。ありがとうございます!!
| sayuri | 2010/09/18 11:36 PM |
sayuriさま

毎度お世話になっております!

>土器を纏向遺跡周辺で焼いたのか、がイマイチわからないといったお話を伺ったことがあります。

 ほほう〜。興味深いお話です。また何か分かるといいですね。

>あの時代の人たちって、思った以上に行動範囲が広いようですね。

 はい、仰る通りです。海外からも来ていますしね。
橿考研へちょこっとおでかけのsayuriどんが、うらやましいでごわす。
| いづな薫 | 2010/09/19 3:01 PM |
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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