大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 せんかく諸島 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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せんかく諸島
今日は、せんかく諸島の中国漁船問題について語りたい。

海上保安庁の巡視船の警告を無視し、2回も保安庁の船にぶつかっている。
 2回の衝突は、故意とも取れる。
さらに、拿捕された後、海上保安庁にビデオ回すなどの行動が見られる。
 漁師が、漁にビデオを持ち込むのだろうか。
政治的意図を感じるのである。

さて、尖閣(せんかく)諸島、日本の石垣島近くの島々が何がそんなに問題なのか。
 この島々、日中、台湾が領有権を主張している。
そして、イラクの埋蔵量に匹敵する石油資源が眠っていると言われ、アメリカなども油田開発に乗り出している。
 全くもって、大変な海なのである。

 中国は漁船船長の釈放を求め、抗日運動を強め、日本製品の不買運動、日本企業フジタ社員の拘束した。
 日本のハイテク産業にとって重要な物質レアアース。中国が世界の97%産出し、対日輸出が事実上停止されている。
中国は否定しているが、輸出禁止状態である。
 それに、中国人の日本旅行の自粛。
 あっという間に、中国が対抗措置をエスカレートさせている。

中国人船長が起訴されようものなら、麻薬密輸事件で中国に捕らわれている日本人への、刑執行まで行きはしまいか。
 中国人船長が起訴となれば、日本の法律が適用され、尖閣諸島は日本の領土とされることになる。
 これを中国は恐れ、無条件釈放を求めて来たのではないか。
もちろん、中国国内に問題があり、比較的柔らかい態度を取っていた、温家宝首相が強行態度取らざるを得なかったと言う感じもする。
 中国は豊かになったが、人民への規制は以前より厳しくなっている。
私も経験があるが、中国の某検索サイトで政府に批判的な語句を入れれば、画面が落ちる。

 中国は文化大革命が否定され、改革開放路線を取り始めて以来、法治国家を目指したはずだ。
 が、いまだ、人がすべてを決め、法治国家になりえていない。
 しかも一党独裁。法治国家の人間が見れば、恐ろしさを感じる。
 
 中国人船長は釈放されたが、日本政府の言葉を那覇地方検察庁に言わせたに過ぎない。
 釈放後も、中国は反日世論に押し上げられ強気の姿勢をやめず(やめると政府への批判が起きる)、日本に賠償責任があると言い出している。
 「ごり押しで通せば、要求が通る。」と中国が考えることを、皆が不安に思う。
 レアアース輸出禁止、日本のハイテク産業の生命線を切る、このようなことがまた起きれば、中国もまた世界で孤立しかねない。
 戦闘機などにも使うので、アメリカの軍事産業も戦々恐々のはずである。

レアアース、主にチベットから出る。
 
チベット、かつて独立国だったが、漢民族の現中国政府が迫害し、独立を認めていない。指導者は、ダライラマ。

那覇地検は、今回の釈放について、(政府による)「政治的な判断はない」と、会見したが、そんなことはあるまい。
 いっそ、総理が政治的判断したのだと、国民に説明した方が良かったのではないか。
 さまざまな事象を鑑みて、釈放に踏み切ったと説明して良いと思う。
 
 ニュースで、中国国民の日本への感情的批判を見ていて、もちろんいい気持ちはしない。
 しかし、あえて言うまい。硬化した態度では進展はありえない。
日中互いに話し合い、理解を深める場が欲しい。
問題は難しく、答えは出ないだろう。
しかし意見が一致しなくても、互いの考えを学び合うことが大事だ。

 
 赤い旗ここで書くのもなんだが、ベルギーの川島選手のリールセが、1勝しましたハート
 やっとだよ〜9戦目(6敗、2引き分け)にして貴重な1勝。
監督解雇の辛い決断が、いい方へ出たか。頑張れ〜頑張れ〜。

【2010.09.27 Monday 19:52】 author : いづな薫 
| 政治&時事問題 | comments(6) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
いづな様
 まったくもって、いづな様の仰る通りです!
日中が互いに話し合い、議論を深める場を作って欲しいですね。
お互い同じアジア人なのに…。

それにしても、このタイミングでの釈放に誰もが「なぜ?このタイミングに?」と思ったことでしょう。出来得れば、衝突した時のビデオを公開した上で、釈放したほうが、まだ日本の心象はプラスに働いたことでしょうに…。何とも不可解ですね。

 こんなタイミング時に昨晩、サンデル先生の「白熱教室in東京大学」が2時間枠で放映されていましたね。「正義」について東大学生と白熱した模様が放映されていました。イチローとオバマの年収格差は妥当か?など、大変面白かったですね。

 サンデル先生なら、今回の日中関係をどのように「正義・ジャスティス」にあてはめてディベートさせるか、などと思いながら興味深く見ていました。いづな様はどのように思われました?
                        義太郎
| 越後義太郎 | 2010/09/27 9:05 PM |
感情の整理ができてないので上手く言えないのですが…
もし、意味不明な文章になっていたらごめんなさい。

今回の一連の過程について、自分は政治的意図をもって語ることは控えさせていただきますが、
両国とも引込みのつかないところまで来てしまったなー、
ってのがまず正直な感想です。

未だにヴィデオを公開しないのは何か意図があってのことなのか、何故満了を待たずに船長を釈放したのか…疑問が残ります。

そんなことをしても、駆け引き上手な中国政府が態度を軟化させるとは思わなかったですし、案の定…ですよね。

ネット上では両国民とも、戦争も辞さないとの声をあげているのに末恐ろしいものを感じます。

感情的にならずに、冷静に話し合える場が切実に欲しいものです。
中国の、歴史と文化が好きな者にとって…
| プランシェ | 2010/09/27 10:17 PM |
義太郎様

待っておりました!笑
コメントありがとうございます。、

>まったくもって、いづな様の仰る通りです!
日中が互いに話し合い、議論を深める場を作って欲しいですね。
お互い同じアジア人なのに…。

義太郎様と同意見で、いつも安心します。

>出来得れば、衝突した時のビデオを公開した上で、釈放したほうが、まだ日本の心象はプラスに働いたことでしょうに…。

 政府は、総理はもっと国民を信用すべきですね。
サンデル先生の「白熱教室in東京大学」見ましたよ〜。
義太郎様からコメントいただいた時、まさに白熱教室の感想を書いておりました。
 
>サンデル先生なら、今回の日中関係をどのように「正義・ジャスティス」にあてはめてディベートさせるか、などと思いながら興味深く見ていました。

 私も、同じことを考えておりました。
日中関係も含め、サンデル先生の授業の感想すでに書きました。
サーバーがシステムメンテナンス中です。
終わったら、UPしますね。

 尖閣諸島問題は、アメリカにとっても重要問題なので、サンデル先生にも、可能なら諮問していただきたいです。
 困難はもちろんですが、争いにならずでも実現可能な答えを引き出してくれそうな気がします。
| いづな薫 | 2010/09/28 11:59 AM |
この度の問題について考えていたところ、たまたま「オーシャンズ」という映画をレンタルしみていました。

領土問題とは少しかけ離れる考えかもしれませんが、中国という国は領土うんぬんという前に、他の国よりも自然界の海を汚染せずECOな活動を行ってからの主張をしてほしいものです。

少なからず日本は中国より、ECO活動には力を入れている国だと思っています。

今後の地球全体のことを考えても両国に被災があれば助け合うという気持ちで平和の精神をもってもらいたいです。
| ぱつ | 2010/09/28 12:42 PM |
プランシェさま

コメント嬉しいです。ありがとうございます。

>ネット上では両国民とも、戦争も辞さないとの声をあげているのに末恐ろしいものを感じます。

 匿名のネットでない現実的な立場で、そこまで言えるかと言うと疑問ですが、武力に訴えても過去の遺恨を繰り返すだけで、何も進展しませんよね。
領土問題、中国の国政事情が絡むため、困難が予想されますが、やはり少しでも理解しようと言う考えが大事です。
何があっても、事件や問題がある限り、解決に向け努力しなければなりません。
 時事問題をまた書くと思うので、またご参加下さい〜。
 
 
 

 
| いづな薫 | 2010/09/28 1:46 PM |
ぱつ様

コメント大変嬉しいです。お礼申し上げます。

>領土問題とは少しかけ離れる考えかもしれませんが、中国という国は領土うんぬんという前に、他の国よりも自然界の海を汚染せずECOな活動を行ってからの主張をしてほしいものです。

 そうなんですよね。中国の公的機関がやった”山に緑ペンキを塗る緑化”には驚きました。
尖閣諸島は、まさに領土問題で合っています。

>今後の地球全体のことを考えても両国に被災があれば助け合うという気持ちで平和の精神をもってもらいたいです。

 仰るとおりです。
例えば、中国はかつて貧しく、20世紀末の日米貿易摩擦とは隔世感すらある、現・米中貿易摩擦もありません。
 しかし、いまや、世界第2位の経済大国、貿易ではそれだけお客さんが増えたと言うことです。
世界の中で、仲良くやっていかないとなりませんね。
| いづな薫 | 2010/09/28 10:30 PM |
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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