大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 謙信公祭いざ参る!2011 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
<< 芸能ネタ事件記事の裏で、動いている真実 | main | 馬塚古跡(うまづかこせき)〜謙信公愛馬の墓〜 >>
謙信公祭いざ参る!2011

東北の民よ、よう耐えた、よう耐え忍んだ・・・。
さぞや、つらかったであろう。
今はこの越後上越で、しばらく体を休めるがよい。
だが、けっして、あきらめるではない。
そなたらの、あきらめぬその姿が多くの民の勇気となる。亡くなった者たちの魂を鎮めるであろう。
降り続いた雨は亡くなった者たちの涙。ともに魂を鎮めようぞ。
我とともに、未来を取り戻すのじゃ。


行列を、望遠レンズで連写していたが、このお言葉を聞いた時、いづなは感極まり、涙でファインダーが見えなくなった。
(たかしくん様、セリフ情報ありがとうございます。これ考えた方、名文です。)

東日本大震災被災地の皆さまの御招待席があったので、そちらと、はるか東北に向けて語りかけられたのだろう。
しばらく、聞き惚れる。
謙信公がこの震災、原発事故をご覧になったら、きっとこう仰るに違いない。

戦国武将には「にわか坊主」が結構いるが、謙信公は本物の高僧である。
禅の修養は、最高域に達している。
これを仏道において、「正覚」と言う。
この境地に届いた者は、古来日本でも数人しかいない。
当時、最高の教養と英知、慈悲深さを兼ね備えていらした
と思う。



川中島の戦で亡くなった人々のために祈る長海御坊と、燃え盛る護摩の炎。


長海御坊は、春日山城内にあった大乗寺の住職で、謙信公信頼厚く、公の密教の師。
位は、僧位の最上位である法印。 謙信公が天正6年(1578)に亡くなると、葬儀の導師を勤めた。
謙信公の生涯は、仏教への限りない憧れと共にある。
謙信公に近侍したり、影響を与えた人物には、名だたる高僧がずらりと並ぶ。
大乗寺・長海、法音寺・能海、妙観院・尊海、雲洞庵の北高全祝(ほっこうぜんしゅく・ 兼続と景勝の師でもある)、 謙信公の不識庵の名前の由来でもある、達磨不識の禅問答を交わした益翁宗謙(やくおうしゅうけん)。
高野山無量光院第3世・清胤(せいいん)。
そして、幼い謙信公を教育した林泉寺第6世住職・天室光育(てんしつこういく)。
これだけ見ても、謙信公の知識・哲学の厚さが知れよう。
当時、僧とは学者、医師であり、戦国大名子息の教育係、外交官も勤めている。

学識だけでなく、当時最も成功した経済人だった謙信公。
話が終わらないので、本日はこのあたりで。
 
現代の経済人、アップルのスティーブ・ジョブス氏がCEO引退。病状が厳しいようだ。
私は、ジョブス氏の経営哲学、思想に少なからず関心を抱いて来た。
歴史に残る人だけに、回復が望まれる。

【2011.08.25 Thursday 20:47】 author : いづな薫 
| 謙信公祭り見参! | comments(8) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
いづな様、お待ちしておりました〜!(^^)!
もうもう、、、絵・写真を拝見しただけで…感涙です☆
胸に響くお言葉の数々…胸が詰まります。
きっと招待された南相馬の皆さん・伊達家現当主様、
伊達家御用蔵の「勝山酒造」の伊澤様、皆様の心にも
深く響いたことでしょう。
(伊澤様のブログで仙台招待者情報を知りました。)

私、とっても行きたかったのですが逆に行かなくて良かったかも。
GACKT謙信公の口上を生で聞いてしまったら、その場で号泣
してたと思います。。。
未だに津波の恐怖がトラウマでお味噌汁が飲めない方達など…
(色が想い出させるそうです。)
様々な被害の記憶語りが生々しく耳に焼き付いているので★

被害は僅かな私でさえ、今夏の宮城内で打ち上げられた数々の
鎮魂と復興を願う花火大会や灯篭流しは涙なしでは見れない
状況でしたから、この謙信公祭に招待された南相馬の皆様…
津波と原発の二重苦を背負わされた方達ですもの、さぞかし
胸に詰まる想いでこの口上を聴かれたでしょうね。。。
このひととき、皆さまの心に慰めと希望の糧になっていると
いいですね!!!

素晴らしいレポ感謝申し上げます☆(←続きもきっと〜期待!〜)
| ともも | 2011/08/26 5:55 PM |
いづな様〜お疲れ様でした

雨が降ったりして 沿道でいらっしゃるのも大変でしたね

練習やリハでは、泥だらけになったり滑ったりで‥
でも、衣装を着ると緊張感が出てきて‥

沿道から声をかけていただいて 本当にうれしかったです♪

おもてなし武将隊も観ることが出来てよかったです♪
| ム〜ン | 2011/08/26 7:53 PM |
ともも様

私も、ともも様をお待ちしておりましたよ〜。
コメントありがとうございます。

>GACKT謙信公の口上を生で聞いてしまったら、その場で号泣
してたと思います。。。

震災は今なお、お辛い記憶だとお察し申し上げます。
お味噌汁が津波を思い起こさせるのですか・・・大変な被害と経験ですものね。
祭りは古来、災害や疫病などで犠牲になった人々の魂鎮めだったり、厄除けだったりしますね。
一時でも、越後で穏やかな時間を過ごされることを望みます。
越後もまた災害の多い地域で、幾たびも乗り越えて今の越後がありますね。
お察しのごとく、レポ続きがあります〜。
後でメールも出しますね。
| いづな薫 | 2011/08/26 8:00 PM |
ム〜ン様、今年もお美しくて素敵でした。

雨が強くなって来た時は、まじどうしようかと。笑
練習やリハで、泥だらけでしたか。
本当にお疲れ様です。

>沿道から声をかけていただいて 本当にうれしかったです♪

かっこよかったですよ〜。私も出たくなります。笑
おもてなし武将隊、話術が巧みなんですよね。
兄、弟、と呼び合う上杉ブラザースの後ろで、ストレッチする父謙信公、笑いました。
| いづな薫 | 2011/08/26 10:13 PM |
いづな様、この度は本当にお世話になりまして申し訳なかったです!ご一緒させていただきまして、心より嬉しかったです。

 本当に今年の謙信公祭に来られた方は、一生忘れられない体験になったのではないでしょうか。


   今年の謙信公祭は珍しく「雨」が降りました。

「この雨は亡くなった者たちの涙…」。いづな様がファインダー越しにハラハラとお涙を落涙されているのを拝見し、私の心の中も大雨の状態でした。
「あきらめぬ姿こそが魂を鎮めるのじゃ」まさに義の心の真骨頂にふれ、もう言葉がないほど感極まってしまいました。ここに、真の人間の強さとは何かを垣間見た気がしました。心から「ありがとう謙信公」と言いたいですね。

 謙信公は、いづな様が仰るとおりバックボーンに仏教を根柢としている「僧侶」そのものです。「不識」の境地にまで至った謙信公の精神が現代に光明を与えているという事実は、はたして偶然なのか?必然なのか?と思います。
 あらためて「人間・謙信公」の奥深さと、慈悲深さ、稀有な人物であったということを思い知らされました。本当に上越市の宝、いや日本の宝です。


 とにかく、今回の謙信公祭は言葉にしてあらわすことが難しいほど、今の日本に示唆を与える最高のものでした。
 いづな様、追記ブログも期待しております。それでは。
                         義太郎拝
| 義太郎 | 2011/08/27 11:27 AM |
義太郎さま

お祭りでは大変お世話になり、結構なお品を頂戴いたしまして、心より御礼申し上げます。
今年も、忘れえぬ謙信公との出逢いでしたね。
とうの昔に亡くなられた我らのお屋形さまにお逢いし、お声を聞き、感慨深いことしきりです。

>「この雨は亡くなった者たちの涙…」。いづな様がファインダー越しにハラハラとお涙を落涙されているのを拝見し、私の心の中も大雨の状態でした。

あのセリフ、雨予報で加えられたのでしょうか。
謙信公が、今も私たちと共にあるような気がしてなりません。

>真の人間の強さとは何かを垣間見た気がしました。

仰るとおりです。

>謙信公の精神が現代に光明を与えているという事実は、はたして偶然なのか?必然なのか?と思います。
 
謙信公の思想、哲学を理解するのに現代人が追いついて来たのかもしれません。
発展途上にあると、秀吉的論理の方が理解しやすいですものね。

サッカーの長谷部キャプテンの本を読んだ時も思ったのですが、人間が生涯で経験する困難と克服をわずかのうちに経験し、若くても厚い哲学を編み出しますよね。
どんなに頭のいい人物でも、机上で唱えるのと実行出来るのは別です。
実戦において経済において、成功し続けたと言う点、謙信公は本当に並大抵の人物ではないと思います。
密教と謙信公のお話、また伺いたいので次回またよろしくお願いいたします。
| いづな薫 | 2011/08/27 2:13 PM |
ありがとうございました!
そしてお疲れ様でした!

今回は、ご一緒させて頂いて、本当に楽しかったです。
手配から何からお任せして、甘えてしまってすみませんでした。

GACKTさんファンの勢いと、温度差に圧倒されつつも、
初めての祭りを満喫出来ました。
武田軍の登場から既に興奮するくらいに…。

雨が強くなった時はどうなるかと思いましたが、
出陣行列が始まる時にはピタリとやんで、
さすがお屋形様、天気までも味方にしてしまわれるんですね。

次は米沢の上杉祭りに行って、面白い色部さんが見たいなぁ、と既に欲が出ています。
来年は米沢に出陣できたらいいなぁ…。
| ミルキー | 2011/08/28 10:35 PM |
ミルキー様

お疲れさまでした〜。楽しかったね。

>武田軍の登場から既に興奮するくらいに…。

それは良かったです。
行列とお屋形様が現れる時、ほんとに雨やみましたね。
米沢の上杉祭り、私もまた行きたいです。
夜の祭り後、押しボタンを押して信号を待っている甲冑武者がいっぱいいるのが面白いです。笑

あと、会津の藩公行列も面白いですよ。
近々またお茶しませう。


| いづな薫 | 2011/08/29 10:26 AM |
コメントする









過去のページへ
この記事のトラックバックURL
http://cafe.kenshingen.fem.jp/trackback/1415824
トラックバック

戦国カフェオリジナルグッズショップです。 戦国カフェオリジナルグッズショップへ
    いづなへメール

 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

   当サイトは、コピー、転載、ダウンロード、直リンク、持ち出しは禁止です。
◆ 著作権はすべて、
いづな薫に属します。
 過去のページへ


   にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
   にほんブログ村。
   ランキングはお休み中