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since 2007.5.21 原発大阪市民投票、都民投票 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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原発大阪市民投票、都民投票
大阪市の原発市民投票署名数が、無効分も入れて確保できそうだ。
東京都の締め切りは、1ヶ月先である。
なぜ住民投票が必要か?
これはいずれ国民投票につながるものである。

なぜ国民投票か?

国会議員は民意を反映しない。民主党も自民党も7割程度は原発推進である。
彼らは電力系団体の支援を受けて、選挙に当選して来ている。
7割は電力会社の力がなければ、当選できなかった人々だ。
日本の電力料金は総括原価方式で算定され、電力発送電コストの3%まで利益としてとっていい事になっている。
原価が高いほど儲けが出ると言う、一般市場原理ではありえない仕組みだ。
電力会社は日本各地で雇用、値切らない高額の資材購入、スタジアム、コンサートホールなど文化事業に至るまで、
深く浸透している。
電力会社がマスコミを多額の広告費で買収する、実はこんなの氷山の一角だ。
電力会社の支援なしで当選した、大阪の橋下さんがいかに一般市民に支持されたかが分かる。
 
40年で原発は廃炉にする法律制定を目指すと民主党は言うが、特例を認めちゃんと抜け道を作っている。(世界の原発の平均寿命は22年)
原発推進してきた自民、マニフェストを何一つ守れないのに、新たなマニフェスト策定を開始した民主党に何も期待しない。
2大政党制も、先が見えている。
以前、民主党の前原氏が、国民投票反対だと朝日新聞で述べていた。
「国民は判断能力がないから、政治はプロに任せろ」、と言うことだ。
とある地元議員に原発の話をしたら、「便利な生活をやめたくなかったら、原発は止めたらだめだ。」と言った。
愚策すぎて聞く耳を持てない。バカな政治家は、害以外何物でもない。
だが、この程度の頭脳の政治家は山ほどいる。
首相や閣僚が、官僚が作った的外れな文章を棒読みする度、ニュースを消したくなる。
議員、官僚は国民を愚民視するが、社会、科学技術、経済などあらゆる分野が専門化する中で、
彼らも原発の素人なのだ。

政治家の多くは、住民投票に批判的である。なぜか。
政治行政を行う側にしてみれば、国民は黙って税金を払い、知識情報も乏しく、主権意識、人権意識が低い方が扱いやすい。
政治に関心がなく依存体質だった国民が脱原発・エネルギーの自立を言い始め、既得権を冒そうとしている。そう映るはずだ。
電力会社系の多大な応援を受け当選し、権力&利権を握っているのに、離してはなるものか!とものすごい抵抗をする。
だから、住民投票はやりたくない。
一方、市民の側はどうか。
原発、この私たちの生活や命に直結するテーマに意見を言う人が増えた。が、もっと増えなければいけない。
がんや、心臓病など、放射能被害はこれからどんどん出てくるだろう。
強い放射能を浴びた人が子供を持てば、肩から指が生えるような先天性異常が出る場合がある。
放射能は、私たちの遺伝子を狂わす。
自分がそうなったら、大事な家族がそう言う目に遭ったらと、誰もがわが身のこととして考えることが大事である。

原発問題は政治家、官僚、電力会社に任せておいてはいけない。
市民がわーっとやって来て、政治を動かさねばならない。
民主も自民も原発推進が多いから、そもそも選挙の争点にならない。
そう言う議員に票を入れる有権者がいるから、選挙には限界がある。大体1票の格差が大き過ぎる。
やはり、国民直接の意思表示が必要なのだ。

東京都は東電株の2.7%、大阪市は関電株8・9%を持つ。
原発の稼動について、株主の意見が反映されるのは当然のことだ。
静岡では今年夏頃から、署名集めが始まると言う。

「脱原発して、代替エネルギーをどうするんだ?!」としつこく言っている議員がいる。
署名活動していても、そう言う住民はいる。
原発止めても電気は足りる、この情報がまだ行き渡っていない。
原発は火力よりも4倍儲かると言う試算がある。
原発利権グループは、国民消費者の安全、利益は考えていない。
福島原発がなおも危険な状態であり、日本各地の老朽化原発が大地震に脅かされている。この認識不足、危機管理のなさが空恐ろしい。
だから、政治家に任せるのではなく、私たちが意見を言わないといけない、行動を起こさないといけないのだ。

彼らは古い体質で、右肩上がりで経済が成長し富の分配をどうするかと未だに考えている。
これからは、富は少なく、負をいかに負担しあうかが問題になる。

署名活動していて、無関心層の多さが残念だ。
たとえば、ある時から1年後に国民投票するとする。
それまでに日本国民の多くが、原発、エネルギー問題について今より必死に考えるだろう。
国民全体が学習し議論し、推進派も反対派も当事者意識を持ち、互いのいい所を取り入れば良い。

長い文章をお読み下さった皆さまに感謝したい。
もし、大阪市、東京都にお住まいの方がいらしたら、ぜひ署名に行っていただくか、署名用紙を取り寄せて(無料)、署名していただけたらと思う。
もし東京都、大阪市にお知り合いがいたら、署名してくださるようお声をかけていただきたい。(大阪市は9日まで)
誰もが、自分のこととして考えていかねばならない問題である。

【2012.01.08 Sunday 16:22】 author : いづな薫 
| 地震、原発 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
 こんばんわ。
 
 いづな薫さま
 ブログを拝読して勉強させていただいてます。

 さて
 「即時の脱原発」には賛成なのですが
 「国民投票」の
 リスクについて
 書かせていただきます。

 まず
 (残念ですが)都民の大多数は
 原発事故を「対岸の火事」と
 認識しているようです。

 実際周囲の放射能の汚染度を
 測定している人は少ないようですし
 食べ物に対する「暫定基準値」が
 緩すぎることを問題にしている人も
 少数派のようです。

 無関心な層も少なくありません。

 「青山などの一等地から人が出ていって
  時価が急落している」様子が
 マスコミで報道されれば
 意識も違うのでしょうが。

 これら無関心派がどちらに投票するか
 判りません。

 もっと悪く考えれば
 かつて原発推進派は
 無実の人に濡れ衣を着せて
 追放したこともあったようです。

 そんな原発推進派が
 投票の管理をしたら
 不正が行われるのは
 ほぼ確実でしょう。

 いづな薫さまも
 充分ご存知だと思いますが
 この投票に負けてしまったら
 「国が原発(電気)を管理する」ことに
 お墨付きを与える結果にもなる
 ……というリスクが
 あるのです。

 無関心な人々の目を覚まさせる
 「何か」が必要なのかもしれません。

 具体的な方法は思いつきませんが。

 長々と乱文失礼しました。
 ご一考いただけると幸いです。
| 汐里 | 2012/01/11 2:12 AM |
汐里さま

コメントありがとうございます。
汐里さまのお考えに私は、明確な答えを持っています。

住民投票、国民投票ではあらかじめ望んだ答えを求めていません。
むしろ答えを出すに至るプロセスこそ大事、と言うことです。

原発事故を対岸の火事と考える無関心層が多い。
私も、署名活動していてそう思います。
国民投票がもし決まっても、その時点ではそんなものだと思います。
国民投票が決まってから実施まで1年くらい猶予が必要です。
その間、国民全体で考えるのです。
徹底的に自分の頭で考える機会を作ることが、民意を高め良い国民教育の機会になります。
日本は単一民族国家であり物言わずとも察したり、争いを避けるため古来、議論することを避けるきらいがあります。
議員達は反対を言う人たちを徹底的に排除し、議論しようとしません。
その上、「無関心」「原発推進派がもし不正したら?」「正しい答えが出ないから」などの理由で国民も議論を避けていては、事故前と何も変わらないのです。
議論を尽くすことが、民主主義を深めることになるのです。
世界では、脱原発を決めた国がいくつかあります。
スイスは2003年脱原発案を国民投票にかけました。
私は、この時ちょうどスイスドイツ国境近くの学生でした。
スイス国民が考えた末の結果は、脱原発賛成34%、反対66%。
しかし福島原発事故を受けて、2034年までの脱原発を決めています。
1980年にスウェーデンで行われた国民投票も票がばらけ勝負が付かない様な結果でした。
社会が成熟すれば、意見が多種多様でどれかひとつに絞れないのは当然です。
今は、近代、一部の高等教育を受けたもしくは高額税金を納めた人たちが貴族主義的政治をしていたのとはわけが違います。
未だに国民を愚民視している政治家もいますが、御笑い種です。
こういう人たちに任せておけない、自分達でエネルギー問題を決めたい、これが今回の署名運動です。

過去日本で、新潟などいくつかの自治体で原発住民投票が行われています。
これらの地域では、原発反対派が住民投票で勝ち、選挙では負けています。
しかし、原発は建設、導入はされていません。
原発反対の考えはある意味尊重されています。
私が知人友人の多い新潟の方たちの原子力問題に対する当事者意識、学習は凄いものがあります。
何年も前の原発問題争点について一般の方に質問したことがあるのですが、詳しく覚えていらっしゃいました。
投票してみて必ずしも自分望んだ結果ではないかもしれない。
でもそれは、大勢の人が原発エネルギー問題を真剣に考える機会になります。
賛成反対様々な意見を、1つ1つ議論吟味し組み合わせて行くしかないのです。
もうひとつ加えれば、逆風にさらされながらいずれの歴史も決して後戻りはしません。これは断言します。
汐里さまのご判断に、参考にしていただければ幸いです。
| いづな薫 | 2012/01/11 8:03 PM |
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時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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