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since 2007.5.21 大飯原発再稼動と、橋下市長 | 戦国カフェ
   
 
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大飯原発再稼動と、橋下市長

政府・関電が、まるでやらせ手法で大飯原発を再稼動させようとしている。
大飯原発には、ベントフィルターも免震重要棟も無い。
半島の先にある原発への道は1本だけで、地震で土砂崩れの危険性もあると言う。
津波被害が起きる可能性も、もちろんある。
福島第一原発には免震棟があり、作業員が被曝を避けるための重要な砦となった。

その福島原発事故はまだ究明が成されていない。責任も誰も取っていない。
再稼動も原子力安全保安院が進めているが、彼らこそA級戦犯である。

新聞に、今夏20%電気が不足すると経産省の調べだと載っていた。
相変らず、バカなことを言う。
経産省や資源エネ庁の幹部が、このウソを関西圏の首長に刷り込みに回っていると言う。
電気が逼迫するのは、猛暑日の数時間だけである。
足りるように計算すればいいのに、やりたくないだけである。
電力ジャブジャブに使わせて、原発稼動出来れば、会社は儲かる。
関電の取締役20人の報酬の総額は、年間10億円だ。

原発稼動させないで、火力発電を使うと化石燃料代が増える。
電力料金上げるぞ!と消費者を脅す。
日本が輸入している天然ガス価格はアメリカの6倍、EUの2倍である。
値切らなくてもいくらでも消費者からもぎ取れるので、価格は高止まりだ。

河野太郎氏が、東電には未だに高額美術品がたくさんあると仰っていたが、関電にだってあるだろう。
それも売り払って頂きたい。
立派な本店も売却したら良い。
原発比率を高くし原発に依存し安定供給が出来ず赤字を出す。関電も経営の失敗である。

原発推進の方から言われたことがある、「大阪は東京より暑いんだ。猛暑で人が死んだらどうするんだ、工場が止まったら日本の製造業は終わりだ!」
これは、全くもっておかしな話である。
ピーク管理すれば、電気は足りる。
原発推進する人間と言うのは、ピークマネージメントと言う考えが欠落している。

欧米の、自由競争下にある電力市場であればごく当たり前にやっていることだ。
発電量をどの程度増やせば供給できるか計算し、瞬時に100万kwくらいいつでも準備出来る。
計算も大雑把、日本は国民に公表されず、電力足りない足りないと騒ぎ立てる。

例えば子供(電力会社)がお金を親(国民)からもらうのに、「何に使うんだ?いくらかかるのだ?」と親が聞くのは当然である。
理由が妥当でなければ、当然払うべきではない。

オフィスビルでは、電力消費の50%がエアコン空調だ。
これを一斉立ち上げしないようにすれば、かなり違う。
もともと、会社は省エネエアコンを設置していない。
電気食う安いエアコンを買っても、電気が安いからそれでいいのだ。
それに定額電気料金を払う会社が多い。ピーク時でもガンガン使っても定額。ピーク時の電気は高くするべきである。
ピーク時の電力消費は、91%が事業者である。
家庭が6%くらいしか節電していないと、昨日、総合エネ調の委員が言っていたが、家庭に減らせと言っても無理がある。

※エアコン備え付け賃貸物件、マンションなどのエアコンは、省エネではなく電気くう安価な製品が付いている。
マンション建てる時のコストは安い方が良く、電気料金は客払いだからだ。

関電が再稼動をごり押しした場合、橋下市長が選挙で決着すると言った。
本気で再稼動を止めようとするなら橋下市長の原発政策を、私は支持する。
民主党の如くトップを変えようとしない人事では、エネルギー政策転換は難しい。
未だに、A級戦犯の古い頭が動かしている。
東電やメガバンクが責任取らず、何で一般国民が損害賠償をしなければいけないのか、この連中の論理は破綻している。

昨秋の大阪市長選挙時、電力既得権益組による橋下氏叩きが凄まじかったが、大飯原発再稼動問題でまたひどくなる可能性がある。
ハシズムだの独裁だの盛んに言っているのは、実は原発推進派が結構いる。

先日曜朝、TBSを見ていたら、評論家・寺島実郎氏が橋下氏を「笑顔のハシズム」「ゆがんだナショナリズム」だと言っていた。
彼は、コテコテの原発推進派である。
この時は、橋下市長が石原都知事と会談したと言うニュースだった。
原発のニュースではないところが、”ミソ”である。

視聴者は橋下氏のイメージをゆがんだ「ナショナリズム、独裁」と印象付ける人がいるかもしれない。
橋下氏は、急進的な政治家である。
ゆっくり改革する民主政治があれば良いが、地震が迫っているかもしれない原発問題に関してはそうも言っていられない。
一方、野田政権は与野党衆参ねじれで身動きが取れない。
歴史を見れば、政争ばかりで国民が政治に嫌気が差した時、ドイツのナチスや日本の軍部が台頭して来た。
現代と似たような状況である。

私自身、橋下氏の政策が物議をかもし出しているのを承知し、疑問に思うことがある。
しかし、ゆがんだナショナリズムだとか、独裁だとか思う脱原発派は、彼への好悪をいったん横に置いて、冷静に見極めて欲しい。

彼を嫌う世論が起きて大喜びなのは、原発推進・既得権益組である。
菅さんが浜岡原発を止めた時、財界、原子力ムラがこぞって菅さんを非難し首相の座から引き摺り下ろそうとした。
マスコミが菅元首相の復興政策を非難して国民を煽ったが、本当の理由は、原発推進の邪魔をし既得権益に切り込もうとしたからである。

本日の東京新聞の記事で、大飯原発再稼動を巡り野田政権と関西首長たちとの対立が際立って来たとある。
橋下氏らが提示した「再稼動の8条件」に首長たちが同調したためである。

藤村官房長官は、「原発稼動に地元の同意はいらない。」と言った。
京都、滋賀、大阪など、隣接自治体はたまったものではない。

昨日からスマトラ、メキシコでは巨大地震が起きている。
原発稼動拒否権がないまま過酷事故が起き、被害だけ被ることは何としても避けねばならない。


【2012.04.12 Thursday 11:18】 author : いづな薫 
| 地震、原発 | comments(1) | trackbacks(0)|
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| JUGEMsupport | 2012/04/20 4:44 PM |
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かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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