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since 2007.5.21 飯田哲也さん | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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飯田哲也さん


今朝の朝日新聞土曜版beに、いづなが敬愛する環境エネルギー政策研究所所長の飯田さんが特集されている。
脱原発、自然エネルギーの旗手として、まさに時の人である。
政府、電力会社、既得権益組に戦いを挑むのは、アリと巨象との戦いだとも。(国家と大企業対ボランティア)
ワシントンポスト紙?にも以前、巨大な東電と戦う人と言うような記事で載っていた。
1992年飯田さんが貯金をはたいてスウェーデンに留学された後、対立軸にあった東電と手を組み太陽光発電事業を
進めたとある。
飯田さん曰く、「不毛な対立に終始した所で、現実を変えねば意味がない。」

そこが重要だと私も思う。
確かに原子力村のしてきたことは、おかしい。
しかし反対ばかりしていて、前に進まなければ何も変わらない。
原発推進派は、脱原発ブームが過ぎ去るのをひたすら待っている。虎視眈々と原発回帰の機会を窺っている。

しかし、この夏を日本全国で原発ゼロのまま乗りきれば、脱原発の民意はなおさら高まる。
7月スタートの自然エネ固定価格買取制度で、太陽光発電は今年、原発5基分増えることが予想される。
原発推進する人でも、自然エネルギーを推進する人は多い。
驚いたことに、いづなの親戚でコテコテの原発推進派がいる。笑
原発都民投票署名では、賛成の人も署名しましょう!と言い、無理やり書かせた。
この親戚宅が、太陽光パネルを屋根いっぱい載せていて自家発電しているのである。
再エネと脱原発は相反するものではない。
意見が合わせられる所は合わせ前へ進むことを優先したい。

飯田さんは、大阪市府エネルギー戦略会議のことも語る。
関電の電力不足のおかしさを指摘したり、関電との戦いを「大阪夏の陣」と呼んでいるとか。
今月14日22時過ぎまで東京で経産省の総合エネ調会議にお出になり、翌日朝大阪市府エネルギー会議に
出席されるのを見て、頭が下がる。

原発政策の範囲で言うと、飯田さんは橋下さんと現実主義・実践主義で似ていると仰る。
会議で、橋下市長が飯田さんや古賀さんの意見に素直に耳を傾けるのを私も見た。
もし橋下政権が出来るようなことがあれば、飯田さんと古賀さんが最初にやるのは経産省解体だそうだ。

政権中枢からではなく、市民レベルで世の中を変えて行くことが大事だ。
政治に任せて苦情を言うのではなく、国民が意見を言い政治を動かす。民意の強いドイツは典型だ。
国民の言うことを聞くよう、政治家を育てるのである。
トップダウン式ではなく、民意を吸い上げるボトムアップ式である。
人ではなく政策で選ぶ。
人で選ぶと、まずい所も肯定し、良い所も否定することになりかねない。
民意を汲み取らない政治家(候補者)はどうしたらいいか、それこそ落選運動も辞さず落とすべきである。
国民は常に政治家が民意を反映するかどうか、注意深く見張っている必要がある。
御用メディアのニュースは権力側に都合のいい所だけ切り取るので、ネットの記者会見が役に立つ。

朝日のこの記事に、飯田さんのスウェーデン留学時代、スウェーデンが国民的な議論で自然エネルギーへ舵を切り始めたことが書かれている。
環境税や電力自由化を取り入れ、原子力村の日本から行ってショックだったと。

私も仕事上、スウェーデンに少しばかり縁がある。知人もいる。
スウェーデンは、以前原発で50%もの電気を作っていた国である。
それが脱原発と原発をこれ以上増やさないことを国民の合意で決め、そこから核のゴミをどうするか、原発の機器も含め
安全性をどう高めるかを徹底して考えたのである。
 
ヨーロッパの農村では、牧場とバイオマス産業の同時経営が行われる。
牧場で出た動物の糞や廃棄植物が、バイオ発電に都合いい。
国や自治体が政策で推し進めたものではなく、良い収入にもなっている。
都市から遠く離れた地域に、エネルギーを生み出すコミュニティー(社会)がありバイオマスなど自然エネルギーで
100%賄おうとしている所もある。
政治家に任せるではなく、市民が国民がエネルギーを決めて行くのである。

日本は年間、化石燃料代が23兆円も海外に流失してしまっている。
不要な原発を50基以上建てた。
これら皆、国民の意思ではない。
日本も、エネルギー問題を国民自身で決める時が来ているのである。

【2012.05.19 Saturday 20:29】 author : いづな薫 
| 地震、原発 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
いずな先生、私も完全なる脱原発ではありません。安全な原発なら稼動OKです。お金優先の安全軽視の原発はNOです。たとえば四角の箱型の単純な構造物の場合、コンクリートは3回に分けて打設します。床、壁、屋根です。鉄筋で一体になっているように見えますが、コンクリート(構造体)は一体になっていません。コンクリートの継ぎ目から雨水が毛細管現象で内部に浸透してきます。継ぎ目に止水処理が必要なのです。先に打設したコンクリートの打継ぎ箇所はよく清掃しないと、その部分に問題が発生します。人間が悪環境の外部で作業するのです。見落としが必ずあります。型枠を解体したら、コンクリートに木片がへばり付いていた話はよく聞きます。ビルの地下は二重壁になっています。外側の壁を信頼していないので地下水をポンプで汲みだしています。100%完璧な建物など無いのです。新築住宅でも、建具の不具合や床の傷・水漏れなどあると思います。水平、垂直の構造物など図面なら描けますが、現場では不可能なのです。どこか大きな建物の廊下を覗いてごらんなさい、波打っていますよ。3ミリ〜5ミリの誤差は建設現場では許容範囲です。ですから細かな事故や不具合がしょちゅう発生するんです。
| 串かつ | 2012/05/20 11:59 AM |
串かつ先生

連投嬉しいです!
反原発・今すぐ全部停止(止まっていますが)の人を限定すると
2割くらいでしょうか。
やはり本当に脱原発するには、「この先何年かかけて脱原発」と言う意見の人も含めた方がより現実的です。
自然エネルギーを爆発的に増やし、原発をこれ以上建てなければ、原子力産業は自然と腐って落ちます。

原発は大きな亀裂が見つかった場合、電力会社は黙っていろと言い、監督官庁に申告したらなかったことにして来ましたからね。
大地震に襲われることも含め、原発の何基が本当に安全なのかよほど精査しないとなりませんよね。
| いづな薫 | 2012/05/21 2:37 PM |
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かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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