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since 2007.5.21 民意が動いた年 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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民意が動いた年
 今年は皆様にとって、どんな一年でしたか。

私が思うに、民意が形になって動き出した年だと思う。
脱原発デモは、真冬のこの季節も続いている。
夏の脱原発デモは、官邸国会前で20万人、全国で大変な参加者数を数えた。
政治について考える、普通の人が増えている。いやこれ当たり前の姿なのだが。

昨今、防衛省がオスプレイ購入検討のニュースが駆け巡っている。

1機100億円もする。
米軍オスプレイ、日本配備さえひどく反対されているのにだ。
既に沖縄普天間に12機、来年にはさらに12機増える。

防衛省は尖閣など有事に備えてと言うが、米軍需産業を潤すために他ならない。
アメリカの軍事政策は、イラク戦争あたりからおかしくなっている。
将来起きるかもしれない軍事的脅威に対し、きっかけを自分で作って戦争を始めるようになったのである。
軍隊、軍事産業を維持するために戦争をする、と言うことである。
そして、これに日本も加担している。

1988年頃からソビエト及びロシアが一方的に軍事削減し、冷戦が終了した。
おかしなことに、困ったのはアメリカ。
兵器も戦略も対ソビエトを前提にしており、アメリカの軍事利権も戦略計画も大部分が崩壊してしまうからである。
当時米国内でも軍隊を半分か3分の1程度にすると言う意見もあったが、結局は維持を選んでしまった。
今も、世界の兵器企業100社ランキングで、上位はロッキードマーティン、ボーイング、ノースロップ・グラマンなど米企業が50社近くも入っている。

そして、オスプレイを米軍納入価格で1機60〜70億円の所を、日本には100億で売りつけるのである。

武器、戦争反対する国内意見には、領土問題をあおる。
日本語のマスコミ記事には、隣国バッシングであふれている。
失業率が高くなると、右寄りになり外国を排斥し国内をまとめようとするのは昔から政治家の使う手である。
それを、右政党でもない真ん中かやや左よりの自民党がそれをやっている。
自民は、財界及び裕福な支持層に支えられている。
彼らの利益を守り票を維持するため、一番右よりの層を切り捨てることもするだろう。

アメリカは既に日本より中国を重視しているが、日本がアメリカに従属する政治はまだしばらく続くと思う。

政治を変えたいと思ったら、誰かがするのではなく、誰かに頑張って下さいと言うのではなく、
個人個人がどうすべきか考えるのである。

良い学校に入り、良い会社に入り、良いポジションを得ることが努力目標で、
達成できたら後は一生安泰に暮らす。
こんな価値観はもう崩壊する。利益を享受できる人が少数だからだ。
これからは利益を分かち合うのではなく、負を分かち合う時代である。

ポジションを得るため努力するのではなく、何を為すべきかを考えなければならない。

原発を止めさせるには、国会に脱原発派議員を過半数送り込まなければならない。
途方もない目標のように見える。
次の選挙までは、衆院において自民党独裁状態が続くのだ。
少数意見の多くは取り上げられない、残念ながらそれが民主主義である。
しかし、自民の独裁は期限付きである。
次の選挙でひっくり返すチャンスはある。

現代の政治の流れを、幕末維新と照らし合わせて考えることがある。
明治維新は、総勢2000人くらいの人間でやってのけた。
今は、さらに大きな数の人たちが行動を起こしている。
このムーヴメントが来年以降も続くよう、行動していきたい。

【2012.12.31 Monday 15:46】 author : いづな薫 
| 政治&時事問題 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
明けまして、おめでとうございます。

〉政治を変えたいと思ったら、誰かがするのではなく、誰かに頑張って下さいと言うのではなく、個人個人がどうすべきか考えるのである。

本当にその通りですね。先の選挙が、票の格差を含めて、小選挙区制という真の民意を反映しない仕組みであるのなら、実際に民意を反映した既成事実を積み上げていくのが必要なのかもしれません。

原子力発電は要らないことを声をあげるだけでなく、自分たちで実行して示すことのほうが、現実的かなと思います。食料だけではなく、再生エネルギーの地産地消です。すでに長野県飯田市では民間が、岡山県備前市では市民ファンドが、そして今朝の朝刊で知ったのですが、熊本県が県民出資で発電所を作る構想を発表しました。地元での雇用も見込めます。一隅を照らして、やがて全てが輝くようになって欲しいです。

他国から守るために軍事力・経済力をつけるというのではなくて、この国は侵したくないと思われるような凛とした自立した国であって欲しいと思うのです。
| わかば | 2013/01/01 9:34 AM |
わかば様

あけまして、おめでとうございます。
コメントお礼申し上げます。

わかば様ご指摘の如く、票の格差、小選挙区制を変えないとだめですね。
国民ひとりひとりが動かないと、どうしようもないです。
低投票率だと組織票が強いですね。
選挙に行かない人は、今回の自民党に半票ぐらい投票しているのと同じです。
マスコミもいくらでも世論調査でき、実質”世論誘導し放題”です。(海外では規制されている所もあります。)
でも、1人が5人に選挙に行こうと促し、その5人がまた誰か促し連鎖していけば違って来ると思います。

<長野県飯田市では民間が、岡山県備前市では市民ファンドが、そして今朝の朝刊で知ったのですが、熊本県が県民出資で発電所を作る構想を発表しました。

ある程度エネルギーの自立が大事ですね。
都心部は、どうしても日照時間や土地面積の問題があるので、郊外の自然エネルギーに投資するでも良いと思います。
原発推進派の人も自然エネは賛成している人が結構います。
推進派に対し頭から反対するのではなく、自然エネを施設をどんどん増やして既成事実を作る方が脱原発の近道だと思います。
とりあえずLNGでつながないとならないですが。

<凛とした自立した国であって欲しいと思うのです。

右の人左の人もそれは望んでいるでしょうね。
わかば様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
| いづな薫 | 2013/01/01 1:55 PM |
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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