大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 八重の桜感想「将軍の首」 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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八重の桜感想「将軍の首」
 黒船をはじめ、外国の脅威を目の前にした幕府及び諸藩は、日本の近代化が必要なことを悟る。
それは、徳川幕府を中心とするものか、さもなくば西南雄藩を中心とするものかで対立し、抗争がやがて戊辰戦争に発展して行く。
幕藩体制で近代化するのは無理があり、欧米に習い日本の政治システムそのものを変えようと言う胎動が見られた時期である。
後に坂本龍馬の「船中八作」に代表される、新しい政治案が出て来る。
しかし、会津藩主の松平容保はあくまで徳川側の人間であり、幕府が倒れることなど到底許せる物ではない。

京都守護職は、西南雄藩の幕政介入を阻止するため、京都での主導権回復する目的で置かれた役職である。
幕府は、会津藩に対し京都守護職在任中手当てとして文久2年(1862)に5万石、同3年に更に5万石、元治元年(1864)にもう5万石も加増している。
当時諸藩は慢性的赤字に加え、諸外国の脅威に対する海防や手伝い金で、逼迫していたのである。
平和な時代は、城普請や護岸工事などに駆り出されていた大名達は、幕末に至り軍事的賦役を課されることになったのである。

当時京都では、攘夷派の武士たちが奸物とあれば公家だろうと名のある武士であろうと、天誅と称し襲撃する過激な行動を取っている。
攘夷とは、外国を打ち払えと言う排斥運動である。

特に”倒幕”を藩是(はんぜ・藩の主軸政策)として来た長州は、さかんに攘夷を唱えるようになる。
天皇の勅許を得ずに勝手に不平等条約を締結した幕府に対する、不満からの抵抗であった。
そして別の意味、”倒幕”の意味合いを持っていた。
安政の大獄で刑死した吉田松陰は、開国を唱えながら攘夷を叫んでいる。
その弟子たちが多く京都入りしていたのも事実である。
尊皇攘夷派が勢力を握った長州藩は、三条実美らと朝廷工作を着々と進めている。
孝明天皇は攘夷論者であったが、攘夷派の過激行動に眉をひそめた。
朝廷内には、長州につながりの深い三条実美、姉小路公知らが力を持つことを心良く思っていない者も多い。
こうして、孝明天皇は京都の治安維持役の松平容保に期待をかけることになるのである。

慶喜が、京都守護職松平容保を呼び、秩序の回復のため厳しく浪士取締りをするよう求めている。
はじめ、容保よりも慶喜の方が、攘夷派厳罰に賛成であった。
しかし、直後松平容保は新撰組を使い攘夷派を斬り捨てるようになるのである。
これが、会津藩の悲劇の直接原因を作って行く。

来週は長州の桂小五郎が出て来そうで楽しみ。
彼は腕が立ったが、新撰組や会津藩からはとにかく逃げまくる。
生きていなければ志は成せず、である。

【2013.02.18 Monday 20:16】 author : いづな薫 
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この記事に関するコメント
ロシアの隕石落下で新情報。なんと未確認飛行物体がミサイルらしき物を発射し隕石を粉砕、甚大な被害を防いでくれた。映像を見ると未確認飛行物体が隕石に急接近、同時に何か光るものを隕石にぶつけ貫通させ隕石を分解、その後急速に離れていった。あの大きさで地上に衝突すれば甚大な被害と多大な死傷者が出るのは必至の情勢だった。ありがとう名も無き宇宙人。
| 串かつ | 2013/02/19 1:08 PM |
串かつ先生

面白い情報をありがとうございます。
今休憩時間にその映像見ました。
発光する隕石の後ろから何か飛んできますね。

>ありがとう名も無き宇宙人。

惨状を見かね、とっさに地球を助けてくれたのかしら。
隕石は凄まじい破壊力ですね。
原発の上に落ちてこないことを祈ります。
| いづな薫 | 2013/02/19 3:14 PM |
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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