大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 お屋形さまご命日 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
<< 震災から2年政治はどう動いたか。 | main | 八重の桜感想「池田屋事件」 >>
お屋形さまご命日

今日は謙信公の435回目のご命日(太陰暦)。
趣味は琵琶、春日山城で弾いていると遠く佐渡島まで音色が聞こえたと言われています。
謙信公の愛した琵琶(銘・朝嵐)は、今も米沢に現存しています。

千葉県に、臼井城跡と言う史跡があります。
永禄9年(1566)、謙信公が北条氏に攻められた、安房(千葉県)の里見氏を救援するため、臼井城を攻略しました。
その時、謙信公は臼井城近くに陣城を構え、その遺構が近年の発掘調査で出て来ています。
謙信一夜城と呼ばれる遺構で、空堀、土塁に囲まれた方形の城郭址が検出されました。
しかし建物跡や生活に関係する遺物が全く認められず、戦いのために築かれた城との謙信公側の伝承と一致しています。

(先年永禄8年末から謙信公は関東に出馬していますが、)
遠く越後から、里見氏を助けるためお屋形さまが安房に向かったのは、447年前の3月のことでした。

【2013.03.13 Wednesday 19:17】 author : いづな薫 
| 上杉謙信 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
 いづな様、遅参して誠に申し訳ござりませぬ。出張続きで、お屋形様命日の当日にコメント出来ず、誠に遺憾でございました。
 435回目のご命日、心より哀悼の意を表します。合掌。
越後から遠い安房の地へ、盟友・里見義堯氏の助けであれば、いついかなるときにも駆けつけた謙信公。なかなかできない「義」の姿であります。混迷している現在だからこそ、純粋なこの姿に魅かれるのかもしれません。こたびの戦国武将ランキング100人のトップに輝いたのも頷けます。

 謙信公のこの「義」の心の系譜は、現代でも思いもかけないところにて遭遇します。実は私も恥ずかしながら最近まで知らなかったのですが、上越市に沖縄・宮古島の方々が定期的に来訪されているので、なぜか?と聞きましたら、なんと上越市板倉区出身の「中村十作」氏は、宮古島では「神様」としてあがめられているからというのです。彼は何をしたかというと、十作は明治時代除隊後、養殖を学びに宮古島へ赴きます。そこで見たものは一般庶民に課せられた「人頭税」という過酷で理不尽な高税金でした。実に収穫高の65%という高税で、税を逃れるために手足を切ったりする者もいたという、すさまじい状況でした。
 十作は義憤にかられて、文字通り自信の生命をかけて人頭税廃止に奔走したといいます。実際、闇討ちにされるほど緊迫していたそうです。彼は命からがら国会議事堂へ請願書を提出。そして1903年、260年続いた悪税、人頭税は廃止されました。
 彼の偉業は今でも、宮古島の民族芸能にも表現され、現人神(あらひとがみ)としてあがめられているそうです。

 そしてすごいことは、彼は自分の行った人頭税廃止のことを、家族にも新潟の友人知人・親類にも誰にも言わなかったそうです。家族も彼の死後、初めて知ったそうです。
 かの前島密しかり、「義」とは決してひけらかすものではない。おのれが正しいと思うことは、ただ実践するのみ。それこそが「不識」である…という謙信公の言葉そのものです。
 2005年に板倉区に、中村十作記念館がオープンしました。今年も、宮古島の小学生が板倉にホームステイして交流を続けています。
 謙信公の遺産「義」は、しっかりと受け継がれています。
            義太郎拝   三月十三日合掌 
| 義太郎 | 2013/03/15 1:27 PM |
義太郎さま

貴重なコメント感謝申し上げます。
ご出張続きとのこと、くれぐれもお体ご自愛くださいね。
400数十年経っても、他国へ救援に行ったことを語り継がれる謙信公、本当に稀有な存在です。

中村十作のご説明ありがとうございます。
私も良くは存じ上げませんでしたが、大隈重信と、実業之日本社創立者の増田義一のことを読んでいた時に、中村十作のことが少し書かれていた記憶があります。
増田は中村十作の協力者で、確か増田も上越の人ですよね。
名前がもう・・・(笑)。
人頭税とは古今東西ありましたね。
イギリスではサッチャー政権時代でやって猛反発くらって止めましたが。
日本でも竹中平蔵が言及していますが。

世の不条理を怒り、助ける、越後人には謙信公の意思が脈々と生きていますね。
中村十作記念館、私も訪ねてみたいです。
| いづな薫 | 2013/03/16 10:34 AM |
コメントする









過去のページへ
この記事のトラックバックURL
http://cafe.kenshingen.fem.jp/trackback/1416211
トラックバック

戦国カフェオリジナルグッズショップです。 戦国カフェオリジナルグッズショップへ
    いづなへメール

 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

   当サイトは、コピー、転載、ダウンロード、直リンク、持ち出しは禁止です。
◆ 著作権はすべて、
いづな薫に属します。
 過去のページへ


   にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
   にほんブログ村。
   ランキングはお休み中