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since 2007.5.21 ジェシカと考える環境問題 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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ジェシカと考える環境問題
 先日自宅に向かう住宅街を歩いていたら、ものすごい悲鳴が聞こえた。
道端で立ち止まって、悲鳴の方角を見た。

とある家の庭で大人の男女3人と子供2人が何かを囲んでいる。
「ちりとり!」「バケツ!」「触るのいやだ!」「誰が捕るのよ!?」大の大人が 3人して叫んでいる。

蛇かネズミでもいるのか?
男性1人と女性2人でギャーギャー言いながら、バケツに何か捕ってフタをしたらしい。

誰かが「イボガエル!」と言った。何だカエルか。
「鳴いてる、鳴いてる!」
そのうち小学校低学年くらいの男の子が、「公園に行って捨てて来る!」と言った。

そうしたら母親らしき人が、
だめっ!ビニール袋に入れて、生ゴミで捨てる!

それを聞いて、私が悲鳴を上げそうになる。
生ゴミって・・・生きているんでしょ!
しかも子供たちの前で。


思わず、私は「すみません。そのカエル、いただけませんか?」と声をかけてみた。
「えっ!」と絶句された。
いやそんなに驚かなくても。
「カエル好き?」と小さい女の子。
「好きですよ。だって命だもの。生きているから。」と私。

バケツに入れられたまま、カエルをもらうことになった。
見たら、10cmくらいのアズマヒキガエルである。健康そうだ。
ジェシカと名前を付けた。笑
うちの庭にいるカエルは、雨が降ると嬉しそうにゲコゲコ鳴いている。
でもジェシカはバケツの中でヒュンヒュンヒュンと、鳴く。
悲鳴のように聞こえる。

帰宅して、庭に放って、水を少しかけてやるとアジサイの下にもぐりこんで行った。
ここで生きていくんだよ、ジェシカ。

東京にも若干自然がある。
鶯が鳴いたり、ツバメが子育てしたり、節電対策で家々の緑が増えた気がする。
都会でもビオトープを作っている。
ビオトープとは、人間が世話しなくても生物、植物、自然が関係しあって生きていける環境である。

以前、両生類の感染症でツボカビ病が日本で発見されメディアで報道された。
ツボカビ菌による、新興感染症である。
近年この病気で、世界のカエル個体数が激減した。

本来は、アフリカ産のカエルが宿主だと推測される。
それを人間が実験用だペットだと世界中に移送し、免疫のない地域の両生類を死に至らしめたのだ。
絶滅した、また危惧される両生類の何割かはこのツボカビ病が原因である。

その後、日本ではツボカビ病でカエルが大量に死んだと言う話を聞かない。
日本のカエルは、この感染症に対し抵抗力を獲得していると考えられる。
アジアのカエルが感染源の可能性もあるのだが。
日本では古くからツボカビ病が自然に存在し、日本の両生類は抗体がある可能性強い。

ツボカビ病は人間にはうつらない。
しかし人間にもうつる鳥インフルエンザや、SARSなどは、人間の行動が感染症を広めたとも言える。
自然生態系を壊してしまえば、しっぺ返しが来る。

自然は、太陽の光、土、水、空気で作られる。そこに生物が関係し複雑な生態系を構成している。
これらは、人工的に作られる物ではないために、一旦壊してしまえば再生には時間がかかるのである。

生態系を人間がかく乱して、人間はアレルギーになる。

アレルギー症状で困っている人は多い。
しかし、アレルギーは、悪化した環境に対して当たり前の拒絶反応をしているだけである。
なおさなければならないのは、アレルギー症状でなくて人間によって荒らされた自然環境の方なのだ。

【2013.05.17 Friday 20:59】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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