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since 2007.5.21 わらび餅 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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わらび餅
 

お茶うけに良い庶民的なお菓子だが、醍醐天皇の好物だった高貴なお菓子だったこともある。
醍醐天皇はわらび餅が大好きで、わらび餅に”岡太夫”と言う名をつけた。
 
古代中国・殷(いん紀元前17世紀頃〜紀元前1046年)と言う国に、
伯夷(はくい)と叔斉(しゅくせい)という心清い兄弟がいた。
殷の紂王を討とうとする周の武王に
「紂王はあなたの主君である。主君を殺すのは人道にはずれる。」といさめたが、
武王は殷を滅ぼし周を建国した。
心清い兄弟伯夷(はくい)と叔斉(しゅくせい)は、周の粟(あわ)は食べないと心に決め山で暮らし、
わらびを食べ命をつないでいた。
でも、栄養が足りずに餓死してしまったのである。
兄弟は”岡太夫”と呼ばれた。
 
岡太夫って何かって?”岡”はわらびを指し、太夫は二人の職名である。
と、言うわけで醍醐天皇が自分が大好きなわらび餅に、「岡太夫」の名前をつけたわけ。
前置きが長くなりましたが、お屋形さまの幸せレシピ、今日はわらび餅。
3000年以上前に生きた、心清い兄弟・伯夷(はくい)と叔斉(しゅくせい)を偲んで食べよう。
 
材料

わらび餅粉 100g
水    500cc
きなこ 大さじ6
黒砂糖 大さじ2
塩   少々
 
作り方

1)鍋にわらび餅粉を入れ、水を少しずつ加え、中火にかける。
 
2)木べらでとろみが付くまで練るようにかき混ぜ、半透明なったら火を止める。

3)水で濡らした型か、バットに2を入れ伸ばす。

4)水に氷を入れた冷水を用意し、3をつける。
  プルプル感がなくなるので、冷蔵庫に入れてはいけない。

5)固まったら、濡らしたまな板に取り出し、切る。
  きな粉、黒砂糖、塩を混ぜ、お皿に盛りわらび餅をのせ、さらにきな粉を上からかける。

【2013.11.06 Wednesday 14:41】 author : いづな薫 
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かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→北米→東京

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