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since 2007.5.21 特定秘密保護法 Nov23 | 戦国カフェ
   
 
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特定秘密保護法 Nov23
 今朝の新聞に、特定秘密保護法に関し、神戸女学院大学名誉教授の内田樹(うちだ たつる)さんの意見が載っていた。
私は、内田さんの著書や記事をよく読んでいる。洞察力が鋭く注目すべき思想家である。

内田さんは「デモクラシー(民主主義)が経済的に非効率だから制限すべきと考えている人がこの法案を支持している。」と
述べている。

会社は、当然経済活動を第一に考えるが、政治は弱い立場の人のことも考えねばならない。
そして、経済活動も効率ばかり求めているとリストラを生み、正義のない卑怯者の集団になってしまう。
そうなればもう経済活動も上手く行かない。

内田さんも、「反政府的な言論や労働組合は、経済成長妨害する物として抑圧される。」と指摘している。
「運用次第で、「治安維持法のようになる」と。

日本で昨今、秘密漏えいで重大事件が起きたことはない。
でも、自民、公明、みんな、維新と国会議員の大勢力が秘密保護法を賛成している。
国民の大多数が反対しているにもかかわらずである。
なぜ、国民の意思を踏みにじるか。

評論家の孫崎享さんは、秘密保護法は”米国の要望”だと指摘している。
私も、この意見に賛成する。
孫崎さんは、メディアが「秘密保護法は日本の安全保障のため必要」と言っているのを嘘だと指摘している。

秘密保護法と集団的自衛権の行使はセットであり、米軍と軍事機密を共有する物である。
自衛隊を、米軍と一緒に行動させるためにある。

成熟した国のいずれもが、様々な立場、利害関係の人がいるように米国も複雑である。
オバマ大統領は、右傾化した安倍政権を嫌う。
オバマは、日本より中国を大事にしている。
オバマは、米国政府が、日本の集団的自衛権の行使容認を望むことについて、中国には
”中東のため必要”と説明しているだろう。
オバマが、日本に関心がないことを良いことに、米軍産複合体の代弁者ジャパンハンドラー達が日本で暗躍している。
日本は、「尖閣で大いに騒げ、そして武器を買いなさい。」と言っているのである。
分かりやすい、連中である。
こうはっきり言っているのは、日本を舐めきっているということである。

日本の与党政治家たちは、米国に依存していれば繁栄が保たれると信じている。
しかし、そうか?
頼りにしている米は、もう陰りが見え始めている。
2010年、中国の工業生産額が米を抜いている。
100年もの間、1位だった米国が転げ落ちたのである。
しかし中国国内も、民族独立問題や、政府への不満が渦巻きいつ大きな問題がおきかねない状態である。
暴発を押さえるため、反日政策であおったが上手く行かない。
やはり経済成長を続け、国民の生活を安定させねばならない。
中国の対世界貿易は、どんどん増えている。
中国は、貿易相手国である国と仲良くするしかないのである。
メディアの隣国への悪意に満ちた報道、揶揄を時々目にする。特に産経読売。

世界は今、いかに戦争をしないかの安全保障に変化している。
戦争をしないために、情報公開をする必要がある。
国民には秘密にするが、外国政府には情報提供すると、この秘密保護法にはある。(秘密保護法第9条)
秘密保護法を支持する政治家、メディア、そして一般の人は、本当は嘘だと知っているけれどカムフラージュしているか、
知識不足かどちらかである。

外交は、各国が主導権を争う武力を伴わない戦争である。
日本は外交が著しく弱い。
日本の論文で国際政治や安全保障論でまともなのが少ないのが体を現している。
日本は独自の情報が大変少ないからである。
少ないから米に頼っている。
米に頼らない国は、独自の情報を持っている。
米国は、日本と比べ物にならないほど、情報収集にお金をかけている。
なにも米国に限らず、日本の戦国時代なども情報収集に多大なエネルギーを注いでいる。

そして、各国が自分に都合の良い恣意的情報を出すのは当然である。
しかし、多くの情報を見ていると、不思議と真実が見えて来るものである。
中国や韓国が嫌いだと叫び、米軍産複合体の口車に乗せられ武器など買った所で、外交が上手くなるわけではない。
日本の政治も、マスコミも嘘と詭弁ばかりである。

一般の人のために、欧州の大学で普通にある安全保障科目を日本でも置いたらいいと思う。
歴史とセットで学んで欲しい。

日本が戦争するなんて、信じられない人も多いだろう。
秘密保護法が通り、集団的自衛権行使容認となれば、巻き込まれるのではなく米軍と一緒に先制攻撃を仕掛ける事だってある。
そうなれば、戦地で日本国内で日本人が報復の対象となる。
戦争は、いきなり始まるものではない。
知らない間に、情報を遮断される。

太平洋戦争中、戦艦大和の出撃や撃沈を国民は知らない。
南方でたくさん日本人が玉砕して死んで行ったことを、リアルタイムで国民は知らなかったのである。
秘密保護法は反対しなければならない。

こんなはずではなかった、と後悔する前に。

【2013.11.23 Saturday 20:23】 author : いづな薫 
| 政治&時事問題 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
しゃーないですよ(´・ω・`)ガッカリ・・・、国民が自民党を選んだんですから、やりたい放題でしょ。福島では市長選挙で現職が落選し続けていますよ、なんでも福島県民が原発事故による保証金で余裕ができ、お金の心配がいらなくなった人達が増えて、政治に教育に世の中に日本の未来について、考える余裕ができたんではないでしょうか。自民党やバカ官僚は想定外の事態に驚いているでしょう。このように、お金に余裕ができれば正しい判断ができるんですね、皆様、借金などやめなさい銀行が喜ぶだけです。日々お金に追われ、正しい判断ができなくなります。ところで時事通信・共同通信・電通は元は同じ会社だったんですね、当時の政府の方針でニュースと広告を分離されたんですね、あまりに巨大すぎて恐怖を感じたのでしょう。電通は株式を公開していないので得体の知れない会社です。情報操作してますよマジで。
| 串かつ | 2013/11/26 8:22 PM |
串かつ先生

串かつ先生のコメントがいづなの元気の元です。
ありがとうございます。

>国民が自民党を選んだんですから、やりたい放題でしょ。

本当にバカな選択したものです。

>福島県民が原発事故による保証金で余裕ができ、お金の心配がいらなくなった人達が増えて、政治に教育に世の中に日本の未来について、考える余裕ができたんではないでしょうか。

仰るとおりかもしれません。

>お金に余裕ができれば正しい判断ができるんですね、皆様、借金などやめなさい銀行が喜ぶだけです。日々お金に追われ、正しい判断ができなくなります。

私も串かつ先生の御意見に同意します。
隣国バッシング差別発言を繰り返している人たちも、実は社会的弱者が多いです。

>時事通信・共同通信・電通は元は同じ会社だったんですね、

はい。
共同通信が社団法人で時事通信は株式会社でしたね。
電通は本当良い噂は聞かないですね。
| いづな薫 | 2013/11/26 9:40 PM |
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時事問題、歴史、環境、料理、サッカー日本代表、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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