大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 軍師官兵衛「上月城の守り」 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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軍師官兵衛「上月城の守り」
市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」が、籾井会長が4月中に自ら辞任しない場合、半年間受信料不払い運動を視聴者に呼びかけるそうだ。
私は受信料を昨年度内に前払ってしまったが、これに消費税分を新たに徴収すると言う。
違法ではないが、会長籾井、経営委員らの言動を見て払う気になれない。
視聴者は、NHKに意志を示す必要がある。
 
さて、16世紀末の播磨でも織田に反旗を翻す武将続出。
その1人、三木城の別所長治は播磨の中でも格段に大きい43万石の領地を持っている。
別所造反に、官兵衛の妻光(てる)の実家も毛利に寝返る。櫛橋伊則(これのり)である。
この時点で、毛利に近い西側から主な城を並べてみる。
上月(尼子勝久&山中鹿介〔しかのすけ〕主従)、姫路(秀吉)、御着(小寺)、志方(櫛橋)三木(別所)となる。
その隣りはもう、荒木村重のいる摂津(現大阪)である。

三木城攻めを信長から命じられた秀吉は、姫路城を出て、書写山円教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)に陣を敷く。
秀吉は、この時、寺の持仏と27000石あった寺領を没収、500石だけ寄進した。江戸時代は833石で推移。
今回、ロケに使っている。
私もかつて訪ねたが、当時の建造物が残っていて大変貴重である。

秀吉は、三木城攻めに当たり、まずは支城のひとつ野口城(現兵庫県加古川)を攻略。
本拠地の三木城はまだ手が出せない。
毛利が、動き出したからである。
毛利は三木城を毛利方に寝返らせることに成功。
そして、毛利元就時代から煮え湯を飲まされて来た尼子&山中主従が上月城でお家再興を果たそうとしている。
毛利にとって、尼子と山中は同じ空気を吸いたくないほどいやな奴。
毛利が播磨攻めに用意した軍勢は5万、毛利総動員と言っていい数字である。

さて、私の注目キャラ、宇喜多直家。笑
宇喜多が何をしているかと言うと、毛利に組していながら、仮病?を使って自らの出陣は無し。
弟の忠家を代わりに出している。
織田とは一戦を交えるつもりはないのか、鞍替えを考えていたのか、実際この後、宇喜多は織田に傾いて行く。
尼子勝久と山中鹿介の守る上月城を、毛利軍5万が包囲。
秀吉は、三木城攻めを保留にして上月城救援に向かう。
しかし、その数1万のみ。
信長や秀吉の戦いと言うのは、物量戦である。
兵の数がそのまま、勝敗を決する。
信長が一か八かの戦をしたのは、生涯ただ一度”桶狭間”だけである。この1回に留めたのが信長の利口な所でもある。
上月城を毛利に取られれば、既に毛利派の別所、櫛橋の他にも寝返り続出が避けられない。
信長にとって、もはや非常事態である。
信長は、援軍を出すことを決めたが、これが豪雨と大洪水で出陣中止になってしまう。
そして、上月城の近くにいて即援軍になりそうな明智光秀や滝川一益がどうもやる気がない。
頑張っても、秀吉の手柄になるのがいやなのか。

業を煮やした秀吉が、なんと陣中を抜け出し京都にいる信長に”豪雨で中止になっていた援軍”を出して欲しいと直接請いに行ったのである。

信長の返答は「上月城を見捨てろ。」
城を明け渡し、脱出しろと言うことである。
しかし、尼子勝久&山中鹿介(しかのすけ)主従は拒否。徹底抗戦を選んだのである。

山中鹿介、生涯のうちで何度か捕まっては逃げると言う危機をすり抜けている。
毛利元就の息子吉川元春に捕まり尾高城(おだかじょう・現兵庫県米子市)に幽閉された時、「赤痢になった!厠に行きたい!」騒ぎ、何度も厠に行った。
そして、頃合いを見て肥溜めにドボーン。
糞尿まみれになりながら逃走しまんまと逃げおおせる。

しかし、上月城が落ち毛利に捕らわれた時はもう逃げられなかった。
毛利輝元のもとへ、護送される途中毛利家臣により謀殺された。
この山中鹿介(しかのすけ)の子孫が凄い。
次男新六は、後の両替商・鴻池(こうのいけ)の祖となり、鴻池財閥となり、やがて三和銀行になる。
いろいろ合併して、今や三菱UFJフィナンシャルグループである。

【2014.04.22 Tuesday 11:20】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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