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since 2007.5.21 備中高松城跡  | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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備中高松城跡 
備中高松城跡(岡山県)に訪ねたので書きたい。
備中高松駅前にある地図、位置関係が分かりやすい。




足守川をせき止めた堤防は、高さ7m底辺24m、堤防の上の幅は10mほど。
そのうち一部高さ3mほどが残っている。
高松城周囲を水没させた面積は、東京ドーム40個分。
まさに、驚天動地の奇策である。



天正10年6月4日、高松城城主清水宗治は、毛利、秀吉軍7万の見守る中、切腹して果てた。享年46。
水攻めにより、湖の様になった高松城周囲の湖面に舟を浮かべた上だった。
秀吉は、清水宗治を「古今武将の明鑑」として称えている。

清水宗治の首塚は、近くの石井山の上にあったが参拝者多く、明治42年高松城跡内に祀っている。
明治42年の発掘時、首甕(くびがめ)には歯3本、短刀3片、土師器の杯が見つかっている。
コンクリート製の室を造り、首塚内に再び埋葬している。
ちなみに胴塚は、近隣住宅地にある。
清水宗治のなきがらは、舟で本丸に戻り、首は秀吉のもとへ送られた。
胴は宗治の家臣らに手厚く葬られた。これが胴塚。
舟の上で介錯した国府市佑は、主君の墓穴の上で自ら首を切り、そのまま落ちこんで自刃した。


自刃の地の建つ供養塔。当時水没していたが、三の丸妙玄寺の庭先。



宗治の家臣らが、後を追って刺し違え殉死した地。


現在の備中高松城跡地、史跡公園になっている。

清水宗治は、大勢の家臣の命と引き換えに自らの命を絶った。
彼は、400年余り前の政治家である。
国民の生命財産を犠牲にし、利権を手にする現代政治家とはえらい違いである。
利よりも義を重んじる清水宗治、同じ仕えるでも毛利ではなく、我がお屋形さまだったら良かったのに。

刀のお話をひとつ。
「名刀、名将を好む」と言う言葉がある、
名刀は、良き武将の鞘(さや)に収まる。
岡山県立博物館で、清水宗治が吉備津神社(岡山県岡山市)に奉納した宝刀を見た。
4m近い巨大な刀で、良くこの大きさの刀が鍛錬できたものだと感嘆した。
数々の名刀工を生んだ備前(現・岡山県)だが、それを所持した清水宗治も相当な名将であったことを伺わせる。

清水宗治の次男は、父の死後秀吉から仕官を誘われたが断り、毛利家に重臣として仕えた。
その子孫は明治期、男爵に序せられている。

【2014.07.13 Sunday 11:33】 author : いづな薫 
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この記事に関するコメント
ゴーダマ・シッタルダー(ブッタ)はカピラ城の王子として生まれた。カピラ城は大国であるコーサラ国の属国のような、いわば砦のような小国であった。ゴーダマがカピラ城を出家するために脱走してから、城内は大騒ぎになっていました。父王であるシュット・ダナー王は5人のクシャトリヤ(武士)のちのブッタの最初の5人の弟子になる)を庭先に呼びよせた。いずれも体力・武力に優れた若者達である。王の用向きは至極簡単なものであった。お前たち5人はゴーダマの影武者となり、その身の安全を守り、同時に食料の補給をせよ、ということだった。5人は顔を見合わせ言葉は少ないが王の賢大な処置に感激した。国によっては親子が争い、権力の亡者になる者もあるというのに、親・家族を捨てた子の行く末を案じて、我ら5人をつかわし、その上、食料まで届けようという。しかも王のゆうところはゴーダマが生きている限り、それを続けるというのである。5人は偉大なシュット・ダナー王に仕えた喜びを、たがいに顔を見合わせ、うなずきあった。こうして5人はゴーダマ(ブッタ)を求めてカピラ城を後にした。やっぱ(^ω^)人間こういう上司に仕えたいやね。
| 串かつ | 2014/07/13 9:34 PM |
串かつ先生

ブッタのお父様も、偉大な方なのですね。
出家するため出て行った、息子を見守り、且つ援助と警護も惜しまないのですね。
しかも、生きている限り。
心洗われる良いお話をありがとうございます。

今、滋賀県知事選の開票速報をネットで見ています。
都知事選の時は、8時に出ましたが今回はまだ出ていません。
原発&集団的自衛権行使容認反対、反自民の三日月氏を応援しています。
出口調査はややリードです。
暴走安倍政権を止めるきっかけになるかもしれません。
| いづな薫 | 2014/07/13 9:47 PM |
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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