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since 2007.5.21 グリム童話とあかずきん | 戦国カフェ
   
 
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グリム童話とあかずきん

あかずきんちゃんと言う、世界中で親しまれるグリム童話がある。
編纂者はグリム兄弟。
19世紀のドイツで活躍した、言語学者、民話収集家である。

今、ドイツ語のグリムを読んでいる。
あかずきんちゃんは、グリムが編纂する前からヨーロッパに伝承としてあった。
白雪姫やシンデレラ、ヘンゼルとグレーテルなどもグリム兄弟の編纂した伝承である。

やはりグリム編纂の、ハーメルンの笛吹き男と言うお話がある。
730年も昔、ドイツの小さな村ハーメルンで、ある男がネズミ駆除し報酬をもらうと言う約束をする。
駆除方法は、不思議な笛。
男が笛を吹いて、ネズミ駆除をしたが代金は支払われなかった。
腹を立てた男が、笛を吹くと今度は子供が出て来て彼の後をついていく。130人も。
この話は、伝承説話ではなく、1284年実際起きた大量の子供行方不明事件がもとである。
実際、730年経った今でもハーメルンの事件のあった通りでは、楽曲が禁止されている。

さて、あかずきんちゃんにもモデルがいる。
ドイツのシュバルム地方は、赤い帽子の民族衣装から、あかずきんちゃんの故郷と言われている。
頭に、コップ状の赤い小さな帽子を被っている。
上の図。
童話でおなじみのあかずきんちゃんの姿とはだいぶ違う。

この街をシュバルムシュタットという。
昔、この街の領主がジャガイモ栽培を奨励しようとしたが、農民たちはジャガイモは毒だと思っていて応じない。
そこで、領主が考え付いたのがジャガイモサラダを祭りで振舞うことだった。
ジャガイモ大好きのドイツ人、八百屋ならぬジャガイモ専門店まであるが、毒だと信じていた地域時代もあったのだ。
ジャガイモ専門店、私の語学恩師もサイドビジネスで経営している。

このお祭りに、上の民族衣装のあかずきんちゃんがこれでもかこれでもかと出て来る。
何十にも重ね着し
着付けに2〜3時間かかるそうだ。
衣装を写真で詳しくご覧になりたい方は、Salatkirmes(祭りの名前)と入れて検索してみて下さい。
スカートに白いエプロンをかけている人も多い。

ちなみに赤い帽子は、未婚女性。
若い既婚者は緑。
中年の婦人は紫。
お年寄りや未亡人は黒い帽子。
再婚希望の人は、再び紫を被ると言うのを聞いたことがある。
今ではこれだけ区別されるのは論外だが、昔も再婚希望がアピールできるのが面白い。
男性たちも民族衣装で袖にサラダ菜を付けて踊っている。

【2014.09.26 Friday 19:19】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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