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民主主義が試されている。

安倍政権の、沖縄県に対するこの傲慢さはなんなのだ。
12月14日の衆院選で、沖縄は全国で唯一自民全滅。
これが、普通である。真っ当な判断である。

国民の多くが支持しない安倍政権の政策、なのに選挙では自民党が大勝。
もはや、沖縄以外の日本では民主主義は死に体と言っても過言ではない。
今日本のメディアでは、アジア外交と言えば連日中国、韓国バッシングの記事が絶えない。
これは、内政への不満をそらすための政府とマスコミが用意したスケープゴートに過ぎない。
まんまと、だまされる思考停止した日本人がなんと多いことか。脳があるなら少しは使ったらどうだ。

中国はすでに、工業生産で米国を追い抜いた。
GDP世界1に躍り出る日はまもなくである。
このような状況で、どう中国と付き合っていけばいいか。
少なくとも、相手をバッシングして日本だけを賛美している場合ではない。

私は、中国の学生を幾人か知っている。
彼らは、かなり優秀な部類に属するがその卓越した語学力、思考力を、およそ日本のメディアは報道しない。
よって、日本人の多くが知らない。
知っているのは、領土問題や軍事的緊張のネガティヴイメージだけだろう。

そして今、日本は中国と1:10くらいの軍事格差がある。

嫌いか好きかなど、どうでもよい。
こんな国と、軍事的に対峙するのは”国益に反する”。
軍事的に勝てない場合、相手国の脅威からどう自国を守るか?
外交を駆使して、守るより他ないのである。
生活に不安がなければ、人は現状を把握し冷静に判断が下せる。
しかし、格差拡大で社会不安がつのれば、乱暴な判断、例えば軍事行動がかっこよく映る。
今、日本はこういう非常に危険な状態にある。

12/8朝日新聞インタビューで、元米国防次官補のジョセフ・ナイ教授が、中国の弾道ミサイルは既に沖縄を射程県内に入れ、日米軍基地7割超が沖縄に集中していることはリスクだと述べた。
また、ナイ氏は「沖縄の人々が辺野古への移設を支持するなら私も支持するが、支持しないなら我々は再考しなければならない」とも述べている。
これは、沖縄知事選後の言葉である。

民意に敏感な米国、日本とは反応が違う。
敵意に囲まれた基地が、機能しなくなることを敏感に捉えている。
一方、愚鈍を通り越して知性を疑うレベルの安倍政権。
民意に叛いてでも、基地を提供しなければと思い込んでいるのか。
私は、ナイ氏の著書を好んで読む。外交はどう展開しなければならないかの良い指針になる。

沖縄では、新聞がきちんと機能している。
安倍政権の政策に、目を光らし疑問を呈している。
比較的リベラル新聞であった朝日も、慰安婦問題や吉田調書問題以来、安倍政権追従の姿勢を見せている。
沖縄の新聞が、なぜ安倍政権に盲従する大マスコミと違う態度が取れるか。
沖縄以外の、日本各地域と何が違うのか。

民意がそうさせているからである。
民意が、しっかりしているからである。

沖縄では、今、民主主義が試されている。
民主主義とは何か、
その価値が試されている。

【2014.12.25 Thursday 20:38】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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