大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 湯川さん殺害と首相責任 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
<< マッチポンプ | main | パリ白熱教室第3回「不平等と教育格差」 なぜ所得格差は生まれるのか >>
湯川さん殺害と首相責任
 何度も書いて来たように、中東では簡単に人が殺される。

米軍がイスラム国戦闘員を6000人殺害し、今日未明には人質になっていた湯川さん殺害のニュースが
飛び込んで来た。

安倍首相の責任は重大である。
カイロでは、「イラクとシリアの避難民支援、トルコ、レバノン支援は、イスラム国の脅威を少しでも食い止めるため。そして2億ドルの支援をする」と演説。
つまりは、イスラム国対策に2億ドル出すと宣言したのである。
イスラエルでは、イスラエルの旗と日本の旗を並べた前で、人質事件の記者会見をした。
人質事件では、犯人を刺激しないことが大事である。
安倍政権と外務省のあまりの危機感のなさ、恐ろしいばかりである。
”警戒心と知性は比例する”と言うが、全くその通りだ。

危険な無知は、他にもいた。
麻生財務相が「要求を飲めばテロに屈する。身代金を出す可能性はテロに屈する予定がないから手続きまで考えていない。」
金の用意をする気もないと言う宣言である。
イスラム国は、おそらく麻生財務大臣の発言にも反応して凶行に及んだであろう。

今回、米国から身代金は出すなと”お達し”が来ている。
米国のサキ報道官は、「身代金支払いは、かえって人々を危険にさらす。」

テロには屈しないが、米国には屈する日本政府である。
先日、ワシントンポスト紙に載っていた日本の上級外交官の匿名インタビューで、こんな言葉があった。
「過去身代金は支払われた。でも、支払われたとは言わない。」

今回は、これまでとは別のケースになったことは確かだろう。 
安倍政権は、米国の”言いつけ”を守ったのだ。
ニュースでは、湯川さんとされる遺体の写真は写されていない。
しかし、ネットをみればいくらでも出て来る。
凄惨なので、見ない方が良い人は探さない方がいい。
でも、これが、戦争、紛争なのだ。

人命に対する、安倍首相の責任は極めて重い。

安倍首相は、事件後もイスラム国空爆続行中の米国と協力を関係を強めようとしている。
そして、身代金要求が今度は、ヨルダンで収監中のテロ実行犯釈放要求に変わっている。
60人もの死者が出たテロを起こし、死刑判決が出ている人物である。
安易に釈放できるものではない。

大変なことに日本は巻き込まれたものだ。
せめて今からでも方針を元に戻し、日本は中立で武器や武力行動に関与しない平和国家であると世界に訴えるべきである。
だから、人質を開放して欲しいと。  
そうでもしなければ、今の事件だけでなく、テロの日本人犠牲者はこれから益々増えるだろう。

【2015.01.25 Sunday 19:37】 author : いづな薫 
| 政治&時事問題 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
土曜日の朝のTBS報道番組ですが、ヨルダンかシリア関係者か(私にはよくわかりませんが)とみられる人物が椅子に座り、床見つめねがら悲しそうに語っていましたね。日本は250億円の人道支援先を間違っている。そうゆう政府を選んだ日本国民が悪いのだ。胸に突き刺さりましたねグサッと。海外の人は日本の政府・官僚の馬鹿さ加減を知っているんですね。北朝鮮問題しかり、しかし大多数の日本国民は自民党を国会議員を支持していないのだ。
| 串かつ | 2015/01/26 8:52 AM |
串かつ先生

コメントありがとうございます。
仰るとおりだと思います。
海外から日本を見た方が、かなり実態を把握出来ますものね。
今朝の朝日新聞で、イスラム国の非道性と是が非でも人質救出をとの論調でした。
先日、読売新聞では軍事力による人質奪還を書いていました。
イスラム国の非道ばかりを非難し、米をはじめとする西側の非道性については一切追及がないです。日本もこのグループですよね。
周知の通り、メディアは安倍政権や米に遠慮して触れません。
マスコミも政府も日本国民の利益に著しく反しています。
政治家が馬鹿だと国民が見殺しにされます。
この次は、もっと大きな被害が出ると思います。
| いづな薫 | 2015/01/26 1:14 PM |
コメントする









過去のページへ
この記事のトラックバックURL
http://cafe.kenshingen.fem.jp/trackback/1416721
トラックバック

戦国カフェオリジナルグッズショップです。 戦国カフェオリジナルグッズショップへ
    いづなへメール

 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

   当サイトは、コピー、転載、ダウンロード、直リンク、持ち出しは禁止です。
◆ 著作権はすべて、
いづな薫に属します。
 過去のページへ


   にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
   にほんブログ村。
   ランキングはお休み中