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since 2007.5.21 大関ヶ原展 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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大関ヶ原展


江戸東京博物館で開催中の、『大関ヶ原展』に行って来た。
天下三名槍のひとつ、「蜻蛉切・とんぼぎり」を初めて見ることができた。
大笹穂槍 銘 藤原正真作 (号 蜻蛉切)
徳川家重臣、本多忠勝の愛用の槍である。

長43.7cm 茎55.6cm 最大幅3.7cm 重さ498g 
個人蔵 佐野美術館寄託
刀身に、梵字と不動明王を表す三鈷剣が彫られている。
名前の由来は、戦場で飛んで来た蜻蛉を刃が触れたら二つに切れたことから。

わがお屋形さまの太刀発見。
「銘一 号姫鶴一文字」鎌倉時代 重要文化財
関ヶ原展なので、関ヶ原の戦いおよび家康ゆかりの武将関連の展示である。
この太刀は、上杉景勝コーナーにあった。
説明する必要もないが、養父謙信から景勝が譲り受けた一振り。
東京、米沢で何度も拝見しているのですが、相変わらずの美しい刃文にうっとり。 

「徳川家康朱印状」 慶長5年(1600)7月7日 東京徳川記念財団 もあった。
これは、家康の定めた上杉攻めの軍法書である。

大谷吉継の短刀、「銘 吉光 名物 包丁藤四郎」徳川美術館蔵や、「島左近の兜・五十二間筋兜」
久能山東照宮蔵もあった。 
島左近、石田三成おのれの石高4万石の半分2万石を与えるという破格の条件で召抱えられたと言う説がある。
「治部少(じぶのしょう・三成)に過ぎたるもの二つあり 島の左近と佐和山の城」、と言われたほどの逸材であった。


上の画像をクリックすると、だいぶ前ですが島左近について書いた記事があります。

島左近は、生涯に主君を7人変えている。
畠山高政→筒井順政→筒井順慶→筒井定次→豊臣秀長→豊臣秀保→石田三成である。
禄高の説は幾つかあり、左近が2万石もらった時、三成は北近江に19万4000で佐和山城主だったとか、
「多聞院日記」には近江に30万石と書かれている。
関ヶ原の戦いで、左近は、黒田長政の鉄砲隊に狙撃され重傷を負い、兵士に担がれ陣所へ撤収したと言う。
手当てを受けたが、出血がひどくこの銃撃戦により落命したと言う説がある。「関原軍記大成」「落穂集」
「信長公記」の著者太田牛一は、その著書「関ヶ原軍記」の中で島左近は行方不明と記し、「古今武家盛衰記」は
西国へ落ちのびたとしている。

島左近の首は徳川方に取られたのだと言う説のもとに、島左近の兜は徳川の手にある。
真偽は、415年経った今も不明である。
敗戦の将は、遺品も少ないため貴重な品々である。 

大関ヶ原展は順次、京都と福岡へ。
京都文化博物館:2015年6月2日(火)〜7月26日(日)
福岡市博物館:2015年8月7日(金)〜10月4日(日)

【2015.04.27 Monday 16:21】 author : いづな薫 
| 日本史  | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
いづな様、こんにちは。

「大関ヶ原展」私も先日、観に行ってきましたよ♪

【姫鶴一文字】を拝見するのが一番の楽しみでした。
数年前に米沢の上杉博物館に行った時は、見た覚えがないのですが、
常設展示ではないのでしょうか?

後半は姫鶴一文字と入れ替わって、直江状が展示されるようなので、
GW明けにまた足を運びたいと思っています。

他には石田正宗にお目にかかれて感激しました♪
| ゆみゆみ | 2015/05/01 6:38 PM |
ゆみゆみ様

お越し嬉しいです!
「大関ヶ原展」、いらっしゃったのですね。
予想していた以上の逸品ぞろいでした。

>数年前に米沢の上杉博物館に行った時は、見た覚えがないのですが、
常設展示ではないのでしょうか?

どこかの展示会に、貸し出していたのではありませんか?
私は、上杉博物館、稽照殿、東京の天地人展などで拝見しました。
お屋形さまの愛刀、岡山県にも、ものすごいのがあります。

直江状も見にいらっしゃるのですね。
石田正宗は、東京国立博物館蔵なので、よく公開しています。
私は今年お正月に同博物館でも見ました。
こちらもお勧めします。
| いづな薫 | 2015/05/01 8:32 PM |
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、サッカー日本代表、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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