大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 秋風景 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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秋風景

ヨーロッパのフレスコ画にあるような雲と、都会の街路灯。
東京の夕焼けもまだ捨てたものではない。

たくさんの花や樹木を育てる私だが、花の盛りの春よりも、秋の方が好きかもしれない。
春は、わっと花が咲き、散り、繚乱を次から次へと繰り返す。
気圧の変化も頻繁で、心乱れる思いがして落ち着かない。

大雨は困るが、私は秋霖が好きである。
ひとあめごとに秋が深まり、晴れた時はすでに秋の高い空になっている。

つばめが、南の国へ旅立とうと空を横切る。

小さな体に、遠い国まで飛んで行ける力が備わっている。
今年日本で生まれた、若いつばめは親に連れられて行くわけではない。
体内磁石を頼りに、自分の力で飛んで行くのだ。
敵に襲われたり、激しい風雨に遭ったり、命の危険が多々あろう。
無事にたどり着き、来年また飛来できるよう、道中の無事を祈る。



彼岸花
「法華経」の巻第一序品に、お釈迦様が多くの菩薩のためにお経を説いた時、天は
蔓陀羅華(まんだらげ)・摩訶曼陀羅華(まかまんだらげ)・蔓殊沙華(まんじゅしゃか)・摩訶蔓殊沙華(まかまんじゅしゃげ)
の4つの花を降らせた、とある。
蔓殊沙華(まんじゅしゃか)とは、彼岸花の別名で、サンスクリット語で”赤い”の意味がある。
秋になると、里山、墓地で突然咲き出す鮮血のような赤い花は、死人花、幽霊花、きつねのかみそりなどの異名を持つ。

この、不吉な名はどこから来るのか。
曼珠沙華は、アルカロイド系の毒性があるが水にさらせばその球根からは良質のでんぷんが取れる。
昔、飢饉で食べ物に困った時、食料になるよう領民が植えたと言う。
花が綺麗だからと、取ってしまわないように、不吉な名を被せた。

園芸店では、リコリスの名で売られている。
あの世とこの世がつながる彼岸の季節に咲く、圧倒的な存在感のある花である。



私のお気に入りのバラ、サマーメモリーズ。
秋のサマーメモリーズは、花が春より大きくわが庭で香りつづける。
なぜ、サマーメモリーズか。
秋口に、次々と咲き、夏の思い出をほうふつとさせる。
35度超えの酷暑は思い出したくないが、この清楚な美しさは初秋にことの他なじむ。

【2015.09.23 Wednesday 11:07】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
とてもいい文章  心に残ります
燕の話も、曼珠沙華の花のことも。。。。
勉強させてもらっているのだけれど、情緒にも響きます
遠い海の向こうに帰る燕にいつも想いを寄せていました
彼岸花も、初めての記憶はお墓に咲いていたと思うけれど、
歳を重ねるごとに好きになりました  
今はあの繊細な様子を
自分なりの表現で絵に出来たらな〜 と思います

まだ若いいづなさんが、政治や世界情勢 他のこともあり
横のつながりや家族の事 お忙しいでしょうに
花を育て、歴史に想いを馳せる
そして 動物たちにも優しさを寄せる
どうしたら、そんな子が出来るのかな〜
ご両親を尊敬してしまいます

又ね ^^
| さくら | 2015/09/24 7:36 AM |
さくら様

お褒めいただき恐縮です。
ありがとうございます。
福島原発事故後、福島あたりの鳥の脳が小さくなっていて生存に支障が出ていると記事で読みました。
小さな身体で、遠い国まで飛んで行き、過酷な生存競争にうち勝つ能力が削がれています。
原発は、史上最大の環境汚染です。
自然生態系を、科学的な面からも情緒的な面からも守っていきたいと私は考えています。

さくら様の彼岸花の絵、拝見したいです。
お描きになったら、サイトにUPして下さい。

さくら様こそ、これまでのやり取りから非常に出来た方なのだと思います。
今、SEALDsのような若い世代が政治の表舞台に出て参りましたが、
年齢ではなく、優れた人間は若くても大人になってもずっと、
その思想と人格を保ち続けるのでしょう。
ダメなのは、老若男女問わず不出来ですよね。
安倍政権メンバーみたいに。
| いづな薫 | 2015/09/25 6:51 PM |
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 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

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