大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 真田丸「決断」 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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真田丸「決断」
三谷脚本、上手いな。
45分間ハラハラドキドキさせられるし、その先がどうなるんだと言う気分になる。
コミカルな、大泉洋さんがシリアスな役をこなしていて、いつ笑いを取るかと気になる。
けれど、ずっとまじめなままである。
親兄弟を守るために、容赦なく乱取りの者を斬る冷徹さまで見せる。

乱取りに着物を差し出し、泥だらけになって逃げる真田一族は見ごたえがあった。
姉の知り合いが出て来てこれがまた罠。

繰り返すピンチで飽きさせない工夫は本当に上手い。
パパ昌幸が迎えに来てくれた時は、視聴者はほっとしただろう。笑

ドラマは、視聴者を飽きさせない意外性の連続が大事である。
パパ昌幸が、智謀を尽くして家族や家を守ろうとしている。
かなりかっこよく書かれているのは、これってもしかして家父長制度好きな政権へのNHKのよいしょか。
勘ぐりすぎと思う人もいるだろう。
こわいこわい。思わぬところにすり込みってあるんだよ。
報道の自由世界61位、政府に好都合なことしかテレビでは流れない国なんだから。

さて歴史のお話。
天正10年(1582)3月武田家滅亡する2カ月前、真田昌幸は、小田原の北条氏政にそちらのグループに入りたいと
2回も手紙を出している。
氏政の答えはOK。
武田が滅んだ翌月に、今度は織田信長に家来になりたいと馬をプレゼントしている。
でも、天正10年、この年の6月2日は信長の命日になるのである。

信長につき、信長が死ぬと北条につき、次は徳川家康につくと言う、真田は生き残りをかけて次々と選択を迫られる。
知恵と武勇で全力を尽くして家を守ったのが、真田である。

小山田信成(のぶしげ)は、武田滅亡後信長のもとに走ったが信玄を裏切ったと言うことで家族もろとも処刑される。
ドラマで一緒にいた、幸村の姉村松殿の夫は長生きするので大丈夫。
関が原で負けた幸村が、高野山・九度山に蟄居させられた時、幸村がこの義兄に手紙を送っている。
「私たちは去年よりにわかに年をとり、事のほか病人になりました。歯なども抜けました。ひげなども黒い所があまりないです。もはや御目にかかることもありません。」

穴山梅雪は、武田滅亡後家康に近づき信長につく。
家康の与力にもなっている。
天正10年5月に家康と共に上洛、6月に本能寺の変が起きる。
その時、堺で家康は堺で遊んでいたがこれに穴山梅雪が同行していた。
家康と共に堺から逃げる途中一揆に襲われ殺害されている。

穴山梅雪、母が武田信玄の姉でつまりは信玄の甥。そして妻が信玄の娘と言う血縁関係である。
信玄に非常に近しい人だったが、信玄4男の武田勝頼をとりまく家臣と対立していた。

PS.もと鷹匠の本多正信が鷹に餌やっていたり、家康がやけどしてフキの葉が効くだの教えてもらったりしている。
家康は、周知のとおり薬マニアだが、それぞれの登場人物のバックボーンもさりげなく出していて面白い。

【2016.01.18 Monday 11:28】 author : いづな薫 
| 真田丸 | comments(2) | trackbacks(0)|
この記事に関するコメント
謀略渦巻く戦国時代、皆タヌキかムジナだ。
今のところ主人公より脇役さんの演じる人物が興味深い。
何でも当時、裏切るは日本の文化だったとか、決して恥ずかしいことではない。
正直者が馬鹿をみる世の中だったんでしょう。正直者が犬死する時代。
人物を見極める眼力も大事だ。私は今だ他人の嘘を見抜くことは出来ませぬ。
私のような人物は30歳まで生きていけないでしょう。
国主になっても武田勝頼みたいに皆に裏切られる。
最後は切腹か仏門にはいるしかない。切腹する勇気ないから坊さんになる。
いい時代に生まれたものだ。
しかし武田信玄入道の亡霊はなにを意味していたのでしょう。
上杉謙信の亡霊も出てほしいが。
| 串かつ | 2016/01/18 4:50 PM |
串かつ先生

コメントありがとうございます。
判断間違うと、何もかも無くしてしまう時代状況ですね。
本当に大変です。
裏切りが、多かったので後の世は忠誠心を持つよう教育しましたよね。
日本人、今は大人しいですが戦国時代は好戦的な民族です。
アジアで困った存在でした。
私も、武田信玄の亡霊は何でと思いました。笑
ま、武田側のお話なので、謙信の亡霊は出ないのではないですか。
辞世の句見ても、この世に未練がないです。
私の人生は、一杯の美味しい酒のようだった、ってかっこよすぎます。
| いづな薫 | 2016/01/19 2:14 PM |
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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