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since 2007.5.21 羊飼いの暮らし | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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羊飼いの暮らし


私はあまりブックレビュー書かないけれど、結構本を読む。
テレビ新聞などメディアに比べ、まだ書籍は真実が比較的多い。
最近読んだ本で面白かったのが、ジェームズ・リーバンクス著「羊飼いの暮らし」。
リーバンクス氏は英国人、湖水地方の600年続いた羊飼いの家系に生まれた。
オックスフォード大学を出て、羊飼いになりその暮らしを丁寧に書いている。
英国、米国でベストセラーになり日本でも人気の書である。

競売市が開かれる秋は、羊酪農家にとって一番の稼ぎ時。
過酷な冬で、羊を死なせないよう気を配り、
春には子羊たちがたくさん生まれる。そして夏の放牧。

せっかく生まれた子羊の中には、早死してしまうのがいる。
その時どうするか。
リーバンクス氏ら酪農家は、死んだ子羊の皮を剥ぐ。
そして、親を亡くした別の子羊にかぶせ、子供を亡くした親羊にあてがうのである。
親羊は、自分の子供の匂いがするが何かおかしいと思うに違いない。
人間が何か細工をしたに違いない。と怪しんでいる。
それでも、そのうち自分の子供として接し始めるのである。

最近は農業のIT化、AI農業導入でこれまでとは農業酪農の世界でも人間と自然のかかわり方が変わって来ている。
この本は、流動性の高い現代社会において生きるとは何かを教えてくれる。
土に触れ、命に触れ、地球の営み、大地の営みと日々格闘し、嘆きと喜びを全身全霊で受け止める。
そんな素朴で力強い生き方を描いた、良書である。

【2017.08.12 Saturday 09:42】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、サッカー日本代表、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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