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since 2007.5.21 金継ぎ(きんつぎ) | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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金継ぎ(きんつぎ)

形あるものは壊れます、それがあなたにとって大事な品だった場合どうしますか?
私が、最近はまっていたのが金継ぎです。

壊れた器を、金や漆でつなぐ日本古来の技法です。
昔、千利休が夫婦げんかして、大事な茶碗を奥さんにぶん投げられてしまい修復したと言う逸話があります。

私も京都で求めたお気に入りのご飯茶わんが壊れてしまい、捨てるに忍び難く、金で繕いました。
お気に入りの器を、自分の手でよみがえらせる喜び、壊れる前よりさらに美しく価値ある品に仕上がります。



壊れた破片を漆でつなぎます。生漆は茶色いです。これを見栄え良く、金で覆います。
漆の接着力はすごいです。
塗ると、空気中の湿度で化学変化起して渇きます。
ですので、雨の日が楽しみでした。
乾けば水にぬれても大丈夫。

防腐能力にすぐれ、保護膜が出来、強靭な接着力があります。
ちなみに、上杉謙信公は甕の中で甲冑を着たまま漆漬けになっています。

漆は、皮膚に着くと毛穴から入りほぼ確実にかぶれます。
手袋必須です。
まれにかぶれない人もいるそうですが、どうやら私がその人でした。笑
体調によりかぶれたりもするそうなので、もちろん手袋はめて作業しています。

筆で、漆を塗り乾く前に、消金(純金の粉)か金箔を貼ります。
器によっては買った方が安いのですが、まあそこは趣味の世界。
私は、良い品を長く使いたい主義なのです。
そして、本漆と純金を使う理由は、食器に使うので何より安全でなければいけないからです。

以下は、漆で接着した所、金を貼る前です。
割れた段階の写真を撮るのを忘れました。


またこのお茶碗でご飯が食べられそうです。
坂本龍馬の隠れ家だった、京都の材木商・酢屋さんのお椀を共に愛用しています。
汁椀はこちら

【2017.09.02 Saturday 19:55】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、サッカー日本代表、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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