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since 2007.5.21 京のかたな 吉光 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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京のかたな 吉光
京のかたな展に行って参りました。

京都ゆかりの刀、刀工の作品を183振りも集めた大規模な展示会です。

お客さんの、9割以上は女性です。
刀は、そのうち女性の趣味と言われるようになるでしょうね。
かつて、男性の武士のたしなみであった茶道が今女性が多いのと同じにです。

まず、粟田口藤四郎吉光。
粟田口は、京に入る口の粟田口に住んでいたからです。粟田口派と呼ばれます。
粟田口は、京の町のはずれ、街道の出入り口にあたり、で、古くから刀工たちが移り住んだ土地です。

粟田口吉光は、短刀の名手で、名工中の名工です。
同じく刀工の左兵衛尉国吉の子とも弟子とも伝えられます。
国吉は、号「鳴狐」の作者ね。

吉光の刀は、身幅尋常、輪反り風の中切先、地沸(じにえ)厚くつき、明るく冴えます。これだけでもかなりの名刀だと思ってください。
二十刃もあり、浅くのたれて帽子は小丸に返ります。

吉光は、江戸時代、「天下三作の筆頭」に挙げられます。
後の2作は、正宗と郷義弘です。
正宗は、刀の代名詞とも言われるあの正宗です。
いかに吉光がすごいお分かりいただけるかと思います。

江戸時代、徳川吉宗の時代に、「享保名物帳」と言う、名刀のリストが作られます。
その中に、続に言う「名物」と呼ばれる名刀が載っています。 多くは大名家に秘蔵品でした。

この享保名物帳の中に、吉光は16振り掲載されています。
享保名物帳の中には、「焼失の部」と言う項目があり、本能寺の変や大坂の陣、明暦の大火で焼失して無くなってしまった物があります。 
この焼失した物のうち、18振りが吉光でした。

数々の受難を経た現在でも、吉光の名刀は現存しているものもかなりあります。

上杉謙信が、正親町(おおぎまち)天皇から下賜された「五虎退」や、包丁藤四郎、後藤藤四郎、平野藤四郎、鯰尾藤四郎、秋田藤四郎などがあります。


【2018.11.01 Thursday 17:00】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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