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戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
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正宗 朱銘


短刀 正宗 朱銘 刀剣博物館 重要美術品
鎌倉時代末期

朱銘(しゅめい)とは何か。

刀には誰が作ったと銘が入ったものと入っていないものがあります。
入っていない無銘物を鑑定することを、「極め」と言います。
その極めを朱漆で書いたものを朱銘というのです。
上の刀は正宗です。
正宗は在銘のものがとても少なく、この刀は正宗と鑑定された後、朱銘が入れられました。

刀鑑定家で有名なのが、本阿弥家です。
本阿弥家とは、室町時代に足利将軍家に仕えた研ぎ師の家柄です。
本阿弥家は、研師の一族です。
最初の人は妙本という方です。
代々研ぎ師をしていて、たくさん刀を目にしていて知識もあったので、鑑定を行うようになりました。
本阿弥家10代目に光室と言う人がいます。
この人が、刀を鑑定して価値を書き記した証明書みたいなものを発行しだしたのです。
これを「折紙」と言います。

「折り紙付き」の語源になります。
本阿弥家は親せきがいっぱいいて、多い時は13ファミリーあったそうです。
彼らが毎月3日になると、集まって、鑑定した刀の折り紙を発行したのです。
本阿弥家で有名なのは9代光徳です。なぜなら、秀吉、家康と年代が重なり彼らに重用されたからです。 ちなみに、芸術家の本阿弥光悦は9代光徳のいとこです。

9代光徳は折り紙を残してはいません。
しかし、9代光徳が鑑定したものに、埋忠(うめただ)家が金象嵌した刀で有名なものがかなりあります。
名物稲葉江、国宝へし切長谷部もそうです。
埋忠(うめただ)家とは、名刀工・埋忠明寿(うめただみょうじゅ)を生んだ家です。
彼らは、京都西陣に住む金属を細工する金工業の家柄です。
埋忠明寿(うめただみょうじゅ)も元甲冑師です。明寿は三条小鍛冶宗近の末裔だと名乗っていたそうです。

鑑定の精度で言えば精度高いのは、10代本阿弥光室、11代光温、12代光常、13代光忠が発行した「折紙」とされています。

【2019.01.29 Tuesday 10:49】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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