大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
since 2007.5.21 歳時記 | 戦国カフェ
   
 
戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
ひな祭り


日射しが柔らかになって参りました。
お雛祭りのこの時期、私は毎年忙しいのですが、飾られた雛人形を眺めるだけでも心豊かに過ごせる心地がいたします。
昔から代々の親や祖父母、曾父母が、その家の娘の成長を祈って飾った雛人形は気品高く神々しい感じさえいたします。
雛人形は、日本独特の人形で持つ人の身代わりとなって厄払いの意味があります。
子供は雛を見上げ、大人は過ぎた日々を懐かしみ、華やかにそして慕わしく代々の祖先に思いをはせます。

雛人形と共に祝福された日々を思い出し、支えとして今日も出勤して行きます。



玄関の桃の花に見送られながら。

【2017.03.03 Friday 20:46】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(2) | trackbacks(0)|
手編み靴下



年末いかがお過ごしでしょうか。
お正月休みのため、ご実家に急ぐみなさまも多いかと思います。
どなた様も、どうぞお気をつけてご移動なさって下さい。
そして、良いお年をお迎え下さい。


このサイト、文字化けしてお読みになれなかった方が多かったと思います。
サイトの会社であるJUGEMが文字化けしやすいそうで、HTMLタグを修正しました。
ご不便をおかけし申し訳ありませんでした。

戦国カフェ、今年一年のご愛顧ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

【2016.12.29 Thursday 21:15】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(6) | trackbacks(0)|
ありし日のクリスマス風景


ドイツで小さな村に住んでいたことがあります。
東洋人の住民は私だけです。
牧師さんがいつもはいない、小さな小さな教会が私は好きでした。
畳で2畳ぶんくらいでしょうか。
それでも村のお年寄りが、掃除に来たりして小奇麗です。
そうして、何十年何百年と守られて来たのでしょう。
草原と、放牧の牛と、教会。
空を見上げると、雲の動きがドラマティックに変わって行きました。

どなた様にも、幸せなクリスマスが訪れていますように。

【2016.12.24 Saturday 20:24】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(2) | trackbacks(0)|
11月東京で雪 昔の気象と収穫について


東京で11月に雪が降りました。
観測史上初だそうです。
久々にちょっと歴史の話をする。

中世から近世(平安末期〜江戸中期)にかけて、今よりも気候は寒冷だった。
作物も穫れにくいし、天変地異も多い。
凶作と天変地異が毎年どこかで起きている有様である。
さぞや、秋も冬も寒かろうと思えるが案外暖冬。
それでもって、春と夏が気温が低く雨が多い。
だから、作物は作るのが大変だしなかなか出来ない。

10月に神嘗祭(かんなめさい)と言うお祭りがある。
11月23日は勤労感謝の日だが昔は、新嘗祭(にいなめさい)である。
神嘗祭(かんなめさい)も新嘗祭(にいなめさい)も、作物が出来たこと祝い、神に感謝する祭である。
何が違うかと言うと、神嘗祭(かんなめさい)は出来た稲穂を神前に供える祭。
昔は、10月にやっと米など穀類が収穫できたのだ。
今は、8月に新米が出回る。

新嘗祭(にいなめさい)は、出来た作物を実際に人も食べる。
直会(なおらい)と呼ばれる神事である。
新しく出来た穀類に感謝し、神様と一緒に収穫を祝い、神様と一緒にいただくと言うのが、新嘗祭(にいなめさい)の 直会(なおらい)である。
直会(なおらい)は新嘗祭の最も大事な祭事である。


【2016.11.24 Thursday 21:11】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(0) | trackbacks(0)|
干し柿


町中を歩いていたら、干し柿を作っているお宅がありました。
暖かい東京で干し柿は難しいのですが、頑張って作っているお宅が時々あります。上手く行くといいです。
白壁にモビールのような美しい造形と、柿の表面についたざっくりとした剥き跡に風情を感じます。
秋の風物詩として素敵です。

【2016.11.23 Wednesday 20:13】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(2) | trackbacks(0)|
秋の庭

我が家の静かな秋風景、と言いたい所ですが、現実は近所の道路?工事音がガガガガガ―とうるさいです。笑
東京って本当に騒音が多いです。


スキーを履いたおじさんの置物は、ドイツ製の香炉です。
木工マイスターがこしらえた作品で、中にお香を仕掛けると口から煙が出て参ります。
奥には、懸り乱れ龍の小物入れ。

【2016.11.22 Tuesday 19:31】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(0) | trackbacks(0)|
初つばめ


今来たと顔を並べる燕かな 一茶
盃に泥な落としそむら燕  芭蕉

毎年観察している近所のつばめを、この春初めて見た。
昨年秋に、遠い南の島(東南アジアあたりか)に旅立って無事に戻って来たのだ。
昨秋、南に旅立つつばめを見送る記事はこちら。

さえずる声を聞くたび、心沸き立つ思いがする。
小さな体に、ジェット機並みの飛行能力がある。
いや、人間の方が自然の力を追いかけているのだ。
環境も汚さず、長距離飛んで来るのだから。

私が楽しみにしているつばめは、交通量の激しい道路の上を飛んでいて、ビルの自動ドアの中に巣を作っている。
センサーの前を飛んで自分で開ける。
ビルの1階は牛乳屋さんで、つばめは自動ドア玄関にダルメシアン2頭の番犬付きの家を構えている。
ここは安全と思っているのだろう。
かなり頭がいい。

以前、箱根芦ノ湖の海賊船(遊覧船)に乗った時のことである。
船窓外の縁につばめが来るので見ていた。
窓越しだが、わずか30cmくらいの距離でつばめが私を見ている。黒々した目が大きくかわいい。
飛んで行って、しばらく経つとまた来る。
あれっと思い、角度を変えてみたら窓の近くに巣があってひなの顔が並んでいた。
芦ノ湖の周りは森があるが、そこには蛇などの天敵もいるのだろう。
動いている船の上に、巣を作れば安全とつばめは知っている。
船は、湖のいくつもある港に順番に立ち寄り運航している。
しかも、動いている大きな船は4〜5隻か。
間違えないで、子供たちが待つ船に飛んで来る。かなり賢い。

福島第一原発の事故後、野鳥の脳の容量が減り、自然界で生き抜く力を削いでいると言う。
人間の過ちで、命を脅かされる生き物たち。
人間の子供の甲状腺がんも、自然界では考えられないほど爆発的増加を見せている。
いつも、いつも被害は弱い方へ行く。
弱きものをどれだけ大事に出来るか、それが社会や国の価値である。
 

【2016.04.27 Wednesday 20:25】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(6) | trackbacks(0)|
名残の桜


伊勢物語八十二段にこんなお話が出て来る。

昔、惟喬(これたか)親王という皇子がいた。
親王は、山崎(現京都府)よりさらに遠くの水無瀬(現大阪府)というところに離宮を持っていた。
ある時、鷹狩りで供者たちと対岸の交野の渚にお出かけになった。
そこにある院の庭の桜が、大変美しく咲いていたので、その木の下で腰を下ろし、みな揃って桜の枝を折って髪に挿し歌を詠んだ。
毎年お供する右馬寮の長官は、次のように詠んだ。

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」

世に桜がなかったら、春はのどかだろうに。
名前はふせられているが、この右馬寮長官とは在原業平である。

返歌は、

「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」
桜は惜しまれて散るからこそ素晴らしい。この世に何か永遠なものがあるだろうか。

お供の誰かが詠んだのだが、誰かは伝わっていない。

今日は、花祭り、お釈迦さまの誕生日である。
各地のお寺は、さぞや華やかだろう。

特に何も面倒見ていないが、毎年爛漫の花を咲かせてくれる。

庭に散った花びら。


これはグミの花。
地味だが、これもまた”いとをかし”。
 

【2016.04.08 Friday 16:07】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(2) | trackbacks(0)|
ニューイヤーオペラコンサート
 
ニューイヤーオペラコンサート2016に行って来た。
今回のオペラコンサートの中の演目に、「オルフェオとエウリディーチェ」がある。
この日のお席は、最前列。
私は、このオペラの中で歌われる、「エウリディーチェを失って」と言う曲がとても好きである。
18世紀に現在のドイツで生まれたグルックが作曲したオペラで、元はギリシア神話のオルフェオ物語である。
とその妻エウリディーチェのお話。
 
第1幕
ギリシャ神話が舞台で、オルフェオは愛妻のエウリディーチェを亡くす。
墓の前で泣いていると、愛の神アモーレが現れる。
アモーレは「全能神ジュピターが汝に同情し、冥界に行くことを許した。オルフェオよ、あなたが死霊たちの怒りを鎮めたなら
エウリディーチェを連れ戻せる。」
そして、愛の神アモーレは付け加えた。
「この世に戻る前に、絶対に妻を見てはいけない。」
  
第2幕
冥界の入口でオルフェオは、死霊たちに取り囲まれてしまう。
しかし、オルフェオは竪琴を弾きながら歌い出す。
「もし、あなたたちが少しでも愛に悩んだことがあるのなら、私の悲しみをわかってほしい。」
そうすると、死霊たちは去り、精霊たちに連れられてエウリディーチェがやって来る。
愛の神アモーレの忠告通り、オルフェオは妻を見ないようにしてこの世に連れ帰る。
  
第3幕
エウリディーチェは、夫が自分を見ないことを不審に思う。
もしかして、自分への愛情がなくなったのではないかと。
「私を思い出して!」とエウリディーチェが懇願した時、夫オルフェオは彼女を見てしまう。
その時、エウリディーチェが突然死してしまう。
オルフェオは嘆き悲しみ、自殺しようとした。
そこへ、愛の神アモーレが現れ、オルフェオの悲しみに免じ、エウリディーチェを特別に甦生させる。
二人は神に感謝する、そんなお話です。
 
以下は、20世紀最高の歌姫マリアカラスの「エウリディーチェを失って」。
激しい気性と、豊かな才能、大富豪オナシスとの恋と破綻、オペラ以上にドラマティックな人生を送った彼女の歌声をよろしかったら。

【2016.01.05 Tuesday 21:27】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(4) | trackbacks(0)|
あけましておめでとうございます。2016元旦


上の絵にもある、門松の歴史について少し語る。
門松は、新たに来る歳神様が迷わないよう建てられた目印である。
ここに来てね、と言うことである。

いにしえの人々は、神はみずみずしい常緑の草花に宿ると信じていた。
今でも、会社、商店、一般家庭でも、門松や、正月飾りを掛けている。
昔から一夜飾りは仏事だから忌み、早々と掃除を済ませ、少なくとも2日前には松を立てた。
神様の降臨したご神木である門松は、精霊の木であり、祖霊の宿る神聖な木なのだ。

山が近くにあれば、年末松を切り出しに行き、少なくとも2晩は休ませて、縁起のいい日を選び、門松として立てた。
 9のつく日(29日)は「苦」につながるので避け、31日は、一夜飾りになるから避ける。
昔、太陰暦の時代は30日までしかないので、30日だと一夜飾りになってしまうので、遅くとも28日には飾った。
 これを、「お松様迎え」と呼ぶ。
地方によって、飾る門松は、一律ではない。
 栗、ゆずりは、椎、ナラ、榊、ナラ、竹などさまざまである。
ちなみに、門(かど)は、門ではなく、母屋の前の庭を意味する。

 平安時代の絵巻物には、松を立てる風習が見られ、兼好法師の「徒然草」にも、「大路のさま、松立てわたして、はなやかにうれしげなるこそ、またあはれなれ」と、門松についての描写が出て来る。
 そして、謙信公が所持していた、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」にも、門松が立っている。
この門松は、竹ではなく松の枝や葉を立てたもの。

 門松の松が、斜めにばっさり切られているのはなぜか?
「三方ヶ原の戦い」で、武田信玄に負けた徳川家康が、「次は斬るぞ!」と、頭に来て伐ったのが最初との説がある。

新年に、木を神を降臨させるのは日本だけではない。
中国雲南省やタイなどでも、新年、精霊の依代(よりしろ)となる木が立っている。
キリスト教圏でも、冬でもみずみずしいモミの木をクリスマスツリーにして飾った。
私が暮らしたドイツの都市は、クリスマスツリー発祥の地フライブルグである。
冬になると、伐り出したモミの生木を抱えて歩く人を見かけた。
昔、人間にとって陽が短くなり、作物のならない冬は恐ろしい季節だった。
だから、冬枯れない樹木を聖なる日に飾るようになったのだ。

古今東西、人は自然界にある神々と対話して来た。
神々に守られ、時に恐れ、心の支えとし、生活の指針を決めて来たのである。

【2016.01.01 Friday 18:25】 author : いづな薫 
| 歳時記 | comments(2) | trackbacks(0)|
過去のページへ

戦国カフェオリジナルグッズショップです。 戦国カフェオリジナルグッズショップへ
    いづなへメール

 仕事(技術・研究系)と人と環境に優しい生活を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、欧州サッカー、野球、音楽、登山、茶道、語学、刀剣鑑賞。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住→東京→Toronto

   当サイトは、コピー、転載、ダウンロード、直リンク、持ち出しは禁止です。
◆ 著作権はすべて、
いづな薫に属します。
 過去のページへ


   にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
   にほんブログ村。
   ランキングはお休み中