大河ドラマ 龍馬伝 幕末 古代 上杉
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戦国特に上杉家、幕末、古代、歴史を愛する日記です。時事問題も多いです。
 
茶道必須アイテム


この度、使いぶくさと扇子も新調することにしました。
ふくさは通常洗わないので買い替えが必要です。


今回のは、今までのよりも少し厚い10匁(35gくらい)です。
新潟県・五泉市で織られた五泉織塩瀬ふくさと言います。
ふっくらとしてしなやかで、正絹の心地よい重みがあります。

越後(新潟県)は昔、謙信公が奨励した繊維業で大変栄えた土地です。
今でも、美しい織物を生産していて、私は五泉絽(夏着物生地)がとても好きです、


ふくさは軽い重いの他、色で種類がいろいろあります。


私は表千家なので朱色。
赤は裏千家。
紫は男性用です。


ふくさの右にあるのは少しだけ開いた扇子です。
茶道では、扇面を開くことはほとんどありません。もちろん仰ぎません。
でも、お茶には必要不可欠です。
女性でしたら帯の左側、男性は袴の左側に差しておきます。
なぜでしょうか。
武士にとって、扇子は刀と同じように解釈されるので、刀の佩刀(はいとう)と同じなのです。
茶室で使う時は、帯または袴から抜き取りたたんだまま自分の膝前に置き挨拶します。
茶室に席入りした時、、お軸を拝見する時、釜を拝見する時もあいさつ同様に扇子を膝の前に置いて一礼します。
扇子の要は、自分の右側に来るよう置きます。                   
席に着くと、お正客(一番上座)以外のお客は扇子の頭をお正客にむけて自分の後ろに置きます。

扇子を自分の前に置くのは、ほかの方との間に境を作るのを意味します。
相手への敬意を表すのです。
実際の人ではなくても、お軸は茶道では人とみなしてあいさつしています。

【2016.09.03 Saturday 20:37】 author : いづな薫 
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ゆく夏の茶会


むかし、戦国武将が茶の湯に夢中になったのが最近よくわかる。
もちろん、土地の恩賞の代わりに茶器だったりしたのだが、忙しかったり重要な判断迫られる緊張の連続だと、
それらの日常から一時離れたくなる。

そういうわけで、お盆休みを取っていない私は茶道によく通っている。笑
茶室では写真は撮れないので、上の写真は広間(広めの茶室のこと)隣りの準備室みたいな所で撮っている。
ふだん畳の生活はしていないので、正座は苦手だが茶道や座禅などは精神修養に良い。
何より茶道は日本の美しい四季が楽しめる。
床に生けられた茶花や、軸物、お菓子に至るまで、季節感にあふれて何とも良い。



これは、りゅうさん紙。
夏にはゼリー状のお菓子が供され、懐紙だとべたべたつくのでこのトレーシングペーパーみたいな紙を使う。


今、新しい袱紗(ふくさ)を買おうかといろいろ選んでいる。
ハンカチみたいな形状で茶器や茶杓をを拭いたり釜のふたを掴んだりするのに使う。
正絹で、少し重いのが良い。
洗えないので(洗えるのもまれにある)、新しいのが必要になる。
私は表千家なので、朱色である。裏千家は赤、男性は紫など区別がある。
表千家だの裏千家だの言いだしたのは、千利休の孫の代からで利休の時代はただ茶の湯と言った。
当時は、もっと簡素なお茶だったのだろう。

今朝は涼しく、ゆく夏を感じる。
青苧の着物を着るのも、今年は今日が終いだろう。


今日の床に生けられた野の花を楽しみながら、今朝がたご亭主(主催者)がふるいにかけて下さったお抹茶をいただく。
朝早い茶が、ふんわりとして美味である。

【2016.08.28 Sunday 09:07】 author : いづな薫 
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青苧の着物と帯



自分で仕立てた青苧の着物と、波か松葉のような柄の夏用袋帯。
襦袢は、絽です。
7、8月のみの盛夏の装いです。
手がイマイチ変な恰好なのは、スマホで自撮りしているためです。笑
名古屋帯くらいが良いのでしょうが、行き先がパーティでしたので華を添えるため、袋帯にしました。
金箔エンゼルフィッシュの帯留めは、招いて下さった方の”魚好き”に合わせて。


【2016.08.25 Thursday 14:41】 author : いづな薫 
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盛夏の帯留め



先日仕立てた青苧(あおそ)の着物に合わせた、夏の帯止めです。
手作りガラスと金箔のエンゼルフィッシュで涼しげに。
先日、茶道茶会に参りましたら、ギアマン(ガラス製品)でお茶を出していただきました。
お茶は熱いのですが、涼しげな風情を堪能しました。

茶会には、海外の方も結構いらっしゃいます。
この日は、中国、台湾、英国の方がいらしていました。

流ちょうな日本語、難しい茶道作法をこなす海外の方と、同席させていただきありがたく思いました。
お茶は、茶室に入り席に着きお茶をいただくまで10回くらいのお辞儀と細かい作法があります。
さらには、掛け軸の書、生け花、陶器、漆器の知識も必要です。
彼らはこれらを事前に知識を入れて来るのです。
外国語など言葉はまだしも、文化や作法まで深く通じるのは本当に大変なことです。

昨今の日本は国際交流どころか、排斥主義が蔓延し不寛容な世界が広がっています。
非難の対象は、外国人であり、障害者であり、その一方で日本は素晴らしいと叫んでいます。
そういう行動を取る輩が、日本の歴史や文化の良さを本当にわかっているとは思えません。

自分が、行きたいと思う国に行き、言葉、文化、歴史を学ぶ。
友人ができれば、それぞれのお国もとの話になります。
そして、自国の歴史文化の知識不足に気付くのです。
再び学び、更に友人知人は増えて行きます。
殻に閉じこもり排他的になるよりも、友達を増やすこと、それが地球全体の平和につながる道だと思っています。



【2016.08.09 Tuesday 08:29】 author : いづな薫 
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茶花

 

お茶道の先生からいただいたアジサイ。

茶道では、開いていないつぼみ段階の花を使いますが、うちに来て日差しでどんどん開いてしまいました。笑

 

選挙応援を休止して、出張に行って参ります。


【2016.06.30 Thursday 11:23】 author : いづな薫 
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茶道で右脳

茶道の初釜のお呼ばれに参ります。
その衣装。私にはまだ地味なのですが、まあお茶道なのでこれにしました。
この着物、一つ紋入り色無地で、見えないけれど全体に鶴の地紋入り。
新年の初釜なので、金糸銀糸の竹、流水文様の古典柄の袋帯を合わせました。


この袋帯、実は年代物。
我が家に伝わって来た品で、100年くらい経っているかも。
お蔭さまで保存は良く、しんなりとして締めやすいです。
 
いづな、多忙中でもなぜ茶道をしているかと言うと…。
作法を学ぶとか、忙しい日常を忘れるための空間とかよく言われます。
さらに私の理由は、仕事では左脳をよく使うので、右脳を動かす何かを取り入れたいのです。
定期的に行く、クラッシックやオペラ、茶道だったり、芸術は右脳のもの。
左右使うとバランス良くなり、脳がすっきりします。
瞑想、座禅もいいと思います。

【2016.01.10 Sunday 09:22】 author : いづな薫 
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着物で正月オペラ
 
今年初のお着物はこれです。
ブルーグレーの着物に、銀色青海波の帯をを合わせました。
この帯は、本日初めて締めます。
折山がついていないので、フィットさせるのに時間がかかりました。
私は、この青海波がとても好きで着物や帯のいくつかがこの文様です。
 
先日、私の和装を見た知り得たばかりの知人が「夕鶴みたい」と仰った。
私「夕鶴って、鶴の恩返しでしょう。怪我して助けてくれた与ひょうへ、恩返しに自分の羽を抜き反物を織る話。
ないですわーあり得ないです〜。私そんなキャラではないです。」
この文章を読んだ、リアルいづなを知る友人たちから失笑が聞こえて来そうです。笑

昨日の深刻な政治記事から、変わってお正月ネタで申し訳ありませんが、今夏の選挙ではまた微力ながら誰ぞリベラル候補の選挙応援するつもり。

さて、このいでたちで今夜はニューイヤーオペラコンサートに行って参ります。
どなたさまも、良い年の幕開けでありますように。
 

【2016.01.03 Sunday 17:46】 author : いづな薫 
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着物でコンサート

​先日、母のおさがり帯を締めてコンサートに参りました。
​帯揚げは、前回UPした正倉院文様のちりめんです。

​会場は、銀座山野楽器本店。
下は、本店前のクリスマスツリーです。
​オーナメントが音符の形しています。
​例年、どこも青いツリーが多いですね。

今回、山野楽器で買い物をして特典のご招待コンサートに行って参りました。
仕事が忙しかったので、思いがけず良い息抜きになりました。

この日も、店内のピアノを見せていただいていたのですが、
​山野楽器のオルガンとピアノが、実家にあります。
​オルガンの方は古くて、おそらく90年くらいは経っています。
どちらも祖父の愛用品で、オルガンは祖父が若い頃すでに家にあったらしく、買ったのはその前の代かもしれません。
​戦争に徴兵され、生きて帰って来て弾き続けたオルガンとピアノです。
 

【2015.12.08 Tuesday 10:33】 author : いづな薫 
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丹後ちりめんの歴史


先日また、呉服屋巡りをした。
目当ての商品が完売で、別の商品を倉庫から出して見せていただいた。
写真は帯揚げ、京都北西部の丹後地方で織られる”丹後ちりめん”である。

目当てにしていた商品は、綸子(りんず)唐草文様だったが、このちりめんの正倉院文様がことのほか気に入り、即購入した。

丹後地方の絹織物の歴史は古い。
雨が多く、湿度が高い丹後地方は乾燥を嫌う絹織物の製造が昔から盛んであった。
絹糸は、髪の毛の4分の1ほどの細さしかなく、乾燥していると切れてしまうのである。
奈良時代の739年の史料に、丹後地方で作られた織物が聖武天皇に献上され、今も正倉院御物として残っている。
「あしぎぬ」という平織の織物である。
この帯揚げの製造には、正倉院と丹後の関係が見てとれる。

南北朝時代の「庭訓往来」には、”丹後精好”(たんごせいごう)と呼ばれる絹織物が丹後地方で製造されていたことが記録されている。
精好織(せいごおり)と呼ばれる高級品である。
戦国時代には、中国から泉州堺(現大阪府堺市)に、ちりめんの技法が伝来し、やがて京都の西陣へと伝わった。
この西陣ちりめんは、大変ヒットし、一方、丹後精好(たんごせいごう)の売り上げが落ち込みを見せる。
丹後村の織物は衰退し、凶作で年貢も収められず、餓死者が出るありさまだった。
そこで、西陣に奉公人としてちりめんの技法を学び丹後に伝えようという計画が持ち上がる。

しかし、西陣のちりめん技法は100年以上門外不出だった。
それを学び、外へ持ち出すのは命がけの行為である。
その命がけの地へ、誰が行くか。
絹屋佐平治という若者が手を挙げた。

西陣では、ちりめん技術が外へ漏れないように、糸撚りは土蔵で密室で立ち入り禁止で行われていた。
 長く奉公したある師走の寒い夜、土蔵の鍵が開いていたので佐平治が、月明かりの中、糸車の仕組み、糸口の仕掛け、糸撚り加減などを見たと言う。
佐平治は、奉公先を出奔し丹後に帰り、記憶を頼りに工夫をこらしてちりめん織を完成させたと言う。
享保(きょうほう)5年(1720)の春のことである。
その製法を、佐平治は多くの人に教え、西陣の独占を崩したのである。
価格の高い西陣ちりめんに対し、安価で品質も良い丹後ちりめんはよく売れたと言う。

ちりめん織技法とは、糸のより方にある。
織物は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)とで織られている。
ちりめんは、強くねじられた糸を緯糸(よこいと)に使う。
糸をねじって織ると、でこぼこの生地が山ができる。
蚕は、セリシンという物質で表面が覆われいる。
二カワのような接着力を持つセリシンが精錬されて剥がれ落ちると、緯糸(よこいと)に縮みが生じてでこぼこが出来、
布全体に凹凸ができる。
これが、ちりめんのシボと呼ばれるものである。
手に取ってみればわかるが、ちりめんは他の生地に比べかなり糸の重みがある。
しなやかで、風合いがありしわになりにくい特徴がある。

今回購入した、帯揚げは”金通しちりめん”という品で、金糸で正倉院文様が織り込まれている。
その歴史を思い、大事に身に着けたいと思う。


こちらは絵筆。
でも、絵を描くためではなく私が化粧用に購入したもの。
化粧品売り場の品より種類が豊富で、品質も良いので愛用している。


【2015.12.07 Monday 11:14】 author : いづな薫 
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呉服屋めぐり

先日のお休みに、久々に東京の呉服屋めぐりをした。
写真の格好で行ったのではなく、ジーンズね。
私は、もちろん普段は洋服で活動的な服装である。
でも、あらたまった装いが必要だったりパーティなどに着物を着ることがある。
特に、洋服での正装はノースリーブや半そでが多いので冬だと寒い。
着物で全身、絹に包まれると冬でもコートが不要なほど暖かい。
我が家に代々伝わる古い着物などがあり、あるから着ていると言うのもある。
昔の品は、表裏地とも化繊がないので正絹が使われている。
私が、新しい呉服を買うこともあるが、長く着ることを考え良い品を厳選する。
古い物と合わせて楽しんでいる。  

この日行ったのは、新宿と銀座のデパート、小売店。
高島屋、大丸、三越、松坂屋、みな昔の呉服屋である。
新選組の土方歳三は、もとは松坂屋で働き生地を切っていた。

今時、安価な小物は中国製が多い。
日本の職人が丁寧に織った組み紐は、さもありなんなお値段である。

TaxFreeで、外国人のお客様に対応しているところもある。
ポリエステルの着物で靴のコーディネートの展示物を見ていると、洋服感覚で着られるように配慮しているのが伺える。
確かに、着方にランクがありこれとこれをあわせないとダメ、なんて規則に縛られると、着用しにくい。
洋服と同様、S、M、Lがあったり、草履にもサイズ、帯締めの長さにもMLがある。

京都では、舞妓さんになれるプランが海外の方に人気だそうな。
歌舞伎の観客は珍しくもないが、時々私が行く、クラッシックコンサートでもお着物の方がちらほらいる。

帯も、巻く部分と結ぶ部分が分割している二部式のもある。
七五三の帯に多いが、大人のもある。
以前、帰宅途中の電柱に、大人用の二部式の結び帯が引っ掛けてあって驚いたことがある。
いやはや、持ち主は探しているだろう、笑。
私は、やはり長い帯を腹部に2重巻きにする本格的な方を好む。
その方が、背筋が伸びて落ち着く。
 
昨今の右傾化で、ボロボロの日本をべた褒めする気持ちの悪い番組が多いが、着物を着やすい環境になったのは確かだ。
右傾化、安倍の独裁政治、戦争法案、これらを支持する背景には、経済力の低下、人口減少で好景気時代の日本を失ってしまった不安とあせりがあると思う。
右傾化、憲法を無視する独裁政治、戦争法案、武器輸出。
もう、私の親世代のことになってしまったが、繁栄していた頃の日本は、憲法を守り、平和国家の礎のもとにあった。
 
戦争放棄した平和国家・日本が、大変なブランド力を持っていたのだ。

戦前の古い着物、戦後の品、新たに仕立てた着物に袖を通すたび、日本は素晴らしいと掛け声ばかりが
響く昨今に、はなはだ欺瞞(ぎまん)を感じている。

【2015.10.05 Monday 11:34】 author : いづな薫 
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 仕事(技術・研究系)と環境に優しい生活、家族を愛する普通の人。
時事問題、歴史、環境、料理、サッカー日本代表、欧州サッカー、クラッシック、登山、茶道、語学。
かつてはドイツ黒い森地方に学究のため在住、今東京/Tokyo

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